19.7 KEXSで始まるメッセージ
XML Security - Coreが出力するKEXS10001からKEXS99999までのメッセージについて説明します。
-
KEXS20006-E
JCEプロバイダが見つかりません。プロバイダ名 = {0}
- (要因)
-
Javaセキュリティプロバイダの設定に誤りがあります。
{0}:プロバイダ名
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
java.securityファイルの設定を確認してください。
-
KEXS20007-E
JCEアルゴリズムが見つかりません。アルゴリズム名 = {0}, プロバイダ名 = {1}
- (要因)
-
Javaセキュリティプロバイダの設定に誤りがあります。
{0}:アルゴリズム名
{1}:プロバイダ名
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
java.securityファイルの設定を確認してください。
-
KEXS20008-E
DSAの不正なASN.1フォーマットです。
- (要因)
-
DSAのASN.1フォーマットが不正です。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
java.securityファイルの設定を確認してください。
-
KEXS20009-E
無効な実装クラスが指定されました。クラス名 = {0}
- (要因)
-
無効な実装クラスが指定されました。
{0}:クラス名
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な実装クラスを指定してください。
-
KEXS30010-E
親ノードが存在しません。
- (要因)
-
親ノードを持たないEncryptedDataを復号化モードで置換しようとしました。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
親ノードを持つEncryptedDataを指定してください。
-
KEXS30011-E
不正なDOMFragmentです。
- (要因)
-
DOMFragmentの各ノードに親が存在しない,またはDOMFragmentの各ノードが兄弟関係ではありません。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
各ノードが親を持ち,兄弟関係となるDOMFragmentを指定してください。
-
KEXS40001-E
不正なモードです。
- (要因)
-
実行しようとした処理に対して不正なモードが設定されています。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
適切なモードを設定してください。
-
KEXS40002-E
アルゴリズムが見つかりません。カテゴリ = {0}, アルゴリズム識別子 = {1}
- (要因)
-
無効なアルゴリズムが指定されました。
{0}:カテゴリ
{1}:アルゴリズム識別子
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効なアルゴリズムを指定してください。
-
KEXS40003-E
鍵リゾルバが設定されていません。
- (要因)
-
鍵リゾルバが設定されていません。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
鍵リゾルバを設定してください。
-
KEXS40004-E
無効なアルゴリズムパラメタが指定されました。
- (要因)
-
無効なアルゴリズムパラメタが指定されました。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効なアルゴリズムパラメタを指定してください。
-
KEXS40009-E
鍵解決に失敗しました。
- (要因)
-
鍵解決で鍵を取得できませんでした。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
鍵を取得できる,適切な鍵リゾルバを設定してください。
-
KEXS40010-E
不正なオブジェクトが含まれています。
- (要因)
-
List や Map に不正なオブジェクトが含まれています。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
不正なオブジェクトを含まないようにしてください。
-
KEXS40011-E
enveloped-signature変換またはXPath関数here()の使用方法に誤りがあります。
- (要因)
-
enveloped-signature変換またはXPath関数here()にノードが結びついていません。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
enveloped-signature変換またはXPath関数here()の使用方法が正しいか確認してください。
-
KEXS40012-E
出力先が設定されていません。
- (要因)
-
XMLSerializer の出力先が設定されていません。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
出力先を設定してください。
-
KEXS40013-E
結果はwell-formedではありません。モード = {0}
- (要因)
-
次のような結果になる置換を実行しようとしました。
-
文書要素が二つになる。
-
DocumentTypeノードの前に要素がある。
-
Documentノードの子ノードにコメント,PI以外のノードが含まれる。
{0}:モード
-
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
結果がwell-formedになるようにしてください。
-
KEXS40014-E
無効な鍵長の鍵が指定されました。鍵長 = {0}
- (要因)
-
Keyオブジェクトの鍵長が無効です。
{0}:鍵長
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な鍵長の鍵を指定してください。
-
KEXS40015-E
無効な鍵合意コンテキストが指定されました。
- (要因)
-
鍵合意コンテキストが無効です。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な鍵合意コンテキストを指定してください。
-
KEXS40016-E
不正な位置のノードが指定されました。モード = {0}
- (要因)
-
暗号化時に,EncryptedDataをその子孫にあるDOMFragmentで置換しようとしました。または,復号化時に,DOMFragmentをその子孫または兄弟関係にあるEncryptedDataと置換しようとしました。
{0}:モード
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
適切な位置にあるEncryptedDataまたはDOMFragmentを指定してください。
-
KEXS50001-E
無効な要素が指定されました。要求要素 = {0}, 指定要素 = {1}
- (要因)
-
無効な要素が指定されました。名前空間URIまたはローカル名に誤りがあります。
{0}:要求要素
{1}:指定要素
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な要素を指定してください。
-
KEXS50002-E
KeyInfoコンテントを作成できません。名前空間URI = {0}, ローカル名 = {1}
- (要因)
-
無効なKeyInfoコンテントが指定されました。
{0}:名前空間URI
{1}:ローカル名
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効なKeyInfoコンテントを指定してください。
-
KEXS50003-E
アルゴリズムパラメタが設定されていません。アルゴリズム識別子 = {0}
- (要因)
-
アルゴリズムパラメタが設定されていません。
{0}:アルゴリズム識別子
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
アルゴリズムパラメタを設定してください。
-
KEXS50014-E
JCEアルゴリズムの処理に失敗しました。クラス名 = {0}, メソッド名 = {1}, プロバイダ名 = {2}
- (要因)
-
JCEアルゴリズムの処理に失敗しました。またはKeyInfoコンテントに不正な値が設定されている可能性があります。
{0}:クラス名
{1}:メソッド名
{2}:プロバイダ名
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
java.securityファイルの設定を確認してください。
-
KEXS50015-E
整数フォーマットエラーです。テキスト = {0}
- (要因)
-
整数として認識できないテキストが設定されています。
{0}:テキスト
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
整数として認識できるテキストを設定してください。
-
KEXS50016-E
DSAの不正なXML署名フォーマットです。
- (要因)
-
SignatureValue要素のDSA署名値が不正な値です。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効なDSA署名値を設定してください。
-
KEXS50017-E
対応するDOMノードが存在しません。
- (要因)
-
既存のElementノードから作成されていないEncryptedDataに対して,decryptXMLメソッドを適用しようとしました。または,復号化モードで置換しようとしました。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
XMLEncryptionFactoryクラスのnewEncryptedData(XMLSecurityContext,Element)メソッドで作成したEncryptedDataを使用してください。
-
KEXS50018-E
KeySize要素に無効な値が設定されています。KeySize = {0}
- (要因)
-
KeySize要素に無効な値が設定されています。
{0}:KeySize要素の値
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な値を設定してください。
-
KEXS50019-E
データのサイズが不正です。データサイズ = {0}
- (要因)
-
指定されたアルゴリズムへの入力データが短過ぎます。またはアルゴリズムで指定されたブロック長の倍数になっていません。
{0}:データサイズ
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な入力データを指定してください。
-
KEXS50020-E
完全性チェックに失敗しました。アルゴリズム識別子 = {0}
- (要因)
-
入力データまたは鍵が不正です。
{0}:アルゴリズム識別子
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な入力データまたは鍵を指定してください。
-
KEXS50021-E
鍵の作成に必要なパラメタが設定されていません。
- (要因)
-
鍵の作成に必要なパラメタが設定されていません。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
必要なパラメタを設定してください。
-
KEXS50022-E
復号化結果が空です。
- (要因)
-
空のデータが暗号化されています。decryptXMLメソッドでは処理できません。
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効なデータを含むEncryptedDataを指定してください。
-
KEXS50023-E
パディングが不正です。アルゴリズム識別子 = {0}
- (要因)
-
入力データまたは鍵が不正です。
{0}:アルゴリズム識別子
- (処理)
-
例外を通知します。
- (対処)
-
有効な入力データまたは鍵を指定してください。