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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編


19.1 メッセージの記述形式

この章でのメッセージの記述形式を次に示します。

次に,各項目について説明します。

XXXXXnnnn

メッセージIDを表します。

メッセージIDを構成する要素について,次に説明します。

XXXXX

メッセージを出力した機能を示すID(プリフィックス)を表します。Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージのプリフィックスを次に示します。

  • KDCGF

    SOAPメッセージを受信中にエラーが発生した場合に出力されます。

  • KDCGK

    共通鍵生成コマンドの処理が正常に終了した場合,または実行中にエラーが発生した場合に出力されます。

  • KDCGS

    Webサービスセキュリティ機能定義ファイルの読み込み中にエラーが発生した場合に出力されます。

  • KDCGW

    SOAPメッセージを送信中にエラーが発生した場合に出力されます。

  • KEOS

    Managerを使用した構築・運用・保守でエラーが発生した場合に出力されます。

  • KEXS

    XML Security - Coreでエラーが発生した場合に出力されます。

nnnn

メッセージを出力したプログラムで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには4けたの固有の番号が付いています。

Y

メッセージの種別を表します。メッセージの種別は英字1文字で示します。

メッセージ種別には次の種類があります。

  • E

    エラーが発生した場合に出力されるメッセージであることを示します。このメッセージ種別を持つメッセージが出力された場合の対処方法については,19.2以降のメッセージの対処を参照してください。

  • I

    処理が終了したことを通知するメッセージであることを示します。このメッセージ種別を持つメッセージが出力された場合,処理は正常に終了しているので,対処は必要ありません。

  • W

    警告を通知するメッセージであることを示します。このメッセージ種別を持つメッセージが出力された場合の対処方法については,19.2以降のメッセージの対処を参照してください。

メッセージテキスト

Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージのメッセージテキストを示します。なお,Webサービスセキュリティ機能のメッセージは,英文で出力されます。

意味

英文のメッセージの意味を説明します。

要因

メッセージが出力された要因を示します。

対処

ユーザが実施する対処方法を示します。