14.3.3 ユーザ情報を追加および変更するための定義ファイル
LDAPディレクトリサーバのエントリのオブジェクトクラスを指定するファイルです。
- 〈この項の構成〉
(1) CSV形式ファイルの追加仕様
属性の一覧を指定するファイルのフォーマットでは,「14.3.1 CSV形式ファイルの基本仕様」で示した仕様に次の仕様が付加されます。
-
項目の指定順序は決められています。
-
コンマ(,)を続けて指定した場合は,その位置のオプションが省略されたものとします。
(2) 指定方法
改行までを1行として,1行ごとに次に示す項目をコンマで区切って指定します。
形式 |
項目 |
|
---|---|---|
形式1 |
# |
|
形式2 |
サブコンテキスト |
オブジェクトクラス[,オブジェクトクラス…] |
- 形式1
-
注釈(コメント)を指定します。行の先頭(1カラム目)が”#”であれば行末までを注釈と見なします。
- 形式2
-
次の表に示す情報を1行で指定します。
表14‒3 指定する情報(ユーザ情報を追加および変更するための定義ファイル) 機能
意味
属性
サブコンテキスト
認証に使用するユーザエントリからのRDNを指定します。省略した場合は,ユーザエントリを仮定します。
任意
オブジェクトクラス
サブコンテキストのオブジェクトクラスを指定します。コンマで区切って複数指定できます。
必須