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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編


12.4.3 LDAP接続の定義情報の表示

[LDAP設定番号の詳細定義情報]画面を次の図に示します。

図12‒3 [LDAP設定番号の詳細定義情報]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

選択したJ2EEサーバで定義している,統合ユーザ管理のLDAP接続情報を参照できます。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで,統合ユーザ管理の[リソース監視]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]をクリックします。

  3. 次のどちらかの操作をします。

    J2EEサーバの場合

    [J2EEサーバ]−[J2EEサーバ名]をクリックします。

    J2EEサーバクラスタの場合

    [J2EEサーバクラスタ]−[J2EEサーバクラスタ名]−[J2EEサーバ名]をクリックします。

  4. [LDAP接続モニタ]をクリックします。

  5. [定義情報]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作はありません。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびアンカーについて説明します。

使用ファクトリクラス

JNDIで使用するファクトリクラスの名称が表示されます。

接続先URL

接続先LDAPディレクトリサーバのURLが表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。

ベースDN

ベースDNが表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。

バインドDN

コンフィグレーションファイルに定義されているバインドDNが表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。

バインドDNのパスワード

コンフィグレーションファイルに定義されているバインドDNのパスワードが「********」で表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。

LDAP接続失敗時のリトライ回数

LDAP接続に失敗した場合のリトライ回数が表示されます。

LDAP接続失敗時のリトライ時間間隔

LDAP接続に失敗した場合のリトライを繰り返すときの待ち時間がミリ秒で表示されます。

ユーザエントリ内でユーザIDを示す属性名

ユーザエントリ内でユーザIDとして使用する属性名が表示されます。

ユーザエントリ内でパスワードを示す属性名

ユーザエントリ内でパスワードとして使用する属性名が表示されます。

証明書からユーザIDを切り出す属性名

証明書内に格納されているDNを分解したあと,ユーザIDとして用いる属性名が表示されます。ユーザIDを取り出すときに同じ属性名が複数存在していた場合は,最初に見つかった値が表示されます。

接続プールの使用

LDAP接続プールを利用するかどうかが表示されます。

する:LDAP接続プールを利用します。

しない:LDAP接続プールを利用しません。

LDAP接続プールの最大値

LDAP接続プールの最大数が表示されます。

[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。

LDAP接続プールの空きプール数の最大値

LDAP接続プールの空きプール数の最大値が表示されます。

[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。

LDAP接続プールの空きプール数の最小値

LDAP接続プールの空きプールの数が0になったとき(初期化時を含む),新たに確立されるプール数が表示されます。

[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。

プール数を調整する時間間隔

LDAP接続プールの空きプール数を調整する時間間隔が,秒単位で表示されます。

なし:プール数の調整は行いません。

1以上:表示された時間でプール数の調整を行います。

[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。

検索の有無

ユーザ情報リポジトリのユーザエントリの検索をするかしないかが表示されます。

する:ユーザエントリを検索します。

しない:ユーザエントリを検索しないで,直接エントリを参照します。

検索時のスコープ

ユーザ情報リポジトリのユーザエントリを検索する場合(「する」の場合)の検索レベルが表示されます。

onelevel:ベースDN直下のエントリからユーザエントリを検索します。

subtree:ベースDN以下のエントリからユーザエントリを検索します。

[検索の有無]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。

パスワードの暗号化方式

リポジトリに格納されているパスワードの形式が表示されます。

sha1:SHA-1形式で格納されている場合に表示されます。

sha224:SHA-224形式で格納されている場合に表示されます。

sha256:SHA-256形式で格納されている場合に表示されます。

sha384:SHA-384形式で格納されている場合に表示されます。

sha512:SHA-512形式で格納されている場合に表示されます。

md5:MD5形式で格納されている場合に表示されます。

none:平文で格納されている場合に表示されます。

パスワードの暗号化拡張方式

パスワードのフォーマットが標準で用意されているもの以外の形式の場合に,パスワードを変換するためのクラスが表示されます。

この項目が表示されている場合,[パスワードの暗号化方式]は表示されません。