6.3.3 セキュリティアイデンティティを使用した認証の設定
セキュリティアイデンティティを使用してセキュリティを管理する場合は,サーバ管理コマンドを使用して,ユーザおよびロールの情報を登録します。セキュリティアイデンティティを使用した認証およびRunAs機能を使用するためのJ2EEアプリケーションの設定を次の表に示します。
機能 |
項目 |
設定対象 |
設定内容 |
---|---|---|---|
セキュリティアイデンティティを使用した認証 |
セキュリティアイデンティティを使用した認証をするかどうか |
Session Bean, Entity Bean, Message-driven Bean |
Session Bean属性ファイル,Entity Bean属性ファイル,MessageDrivenBean属性ファイルの<security-identity>タグに,認証するかどうかを指定します。 |
RunAs機能 |
RunAs機能を使用するかどうか |
Session Bean属性ファイル,Entity Bean属性ファイル,MessageDrivenBean属性ファイルの<run-as>タグに,RunAs機能を使用するかどうかを指定します。 |
|
RunAs機能で使用するセキュリティロール名 |
Session Bean属性ファイル,Entity Bean属性ファイル,MessageDrivenBean属性ファイルの<role-name>タグに,セキュリティロール名を指定します。 |
||
RunAs機能で使用するプリンシパル名 |
Session Bean属性ファイル,Entity Bean属性ファイル,MessageDrivenBean属性ファイルの<user-name>タグに,プリンシパル名を指定します。 |
セキュリティアイデンティティの設定手順については,「9.5 セキュリティの定義(セキュリティアイデンティティ)」を参照してください。