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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


14.7 実行時間監視機能の設定

longRunningTasksプロパティの指定値がfalse,かつhungAfterSecondsプロパティの指定値が1以上のManagedExecutorServiceまたはManagedScheduledExecutorServiceが,J2EEサーバ内に一つでも存在した場合,該当するJ2EEサーバの起動時に実行時間監視スレッドが開始され,一定間隔で定期的に実行時間が監視されます。実行時間監視スレッドが開始されると,メッセージログにKDJE60817-Iが出力されます。

監視間隔は次に示すプロパティに秒数で指定します。デフォルトは60秒間隔です。

ejbserver.javaee.concurrent.hungCheckIntervalSeconds

指定秒数ごとに,実行時間がhungAfterSeconds指定値を超えているタスクは無応答と判断され,無応答のタスク個数分KDJE60818-Wがメッセージログに出力されます。実行が完了したタスクに対しては出力されません。監視間隔を短くすると,その分KDJE60818-Wの出力回数も増えます。