6.2 JPA 2.2の概要
JPAとは,データベース関連処理の設計およびコーディングの簡略化を目的として,Javaのオブジェクトとリレーショナルデータベースとのマッピング(O/R マッピング)に関して定められた仕様です。JPAを使用することで,ユーザはデータベースの持つ情報をJavaのオブジェクト(エンティティ)として操作することができるため,効率良くシステムを構築できます。
アプリケーションサーバでは,JSR 338 Java Persistence API(JPA) 2.2準拠のJPAプロバイダを提供し,J2EEサーバでの使用をサポートします。ただし,一部非サポートの機能があります。