3.4.1 リソース接続でのトランザクション管理の方法
リソース接続でのトランザクションの管理方法には,アプリケーションサーバが管理する方法と,アプリケーションサーバが管理しない方法(ユーザが直接管理する方法)があります。ここでは,それぞれのトランザクションの管理方法について説明します。
(1) アプリケーションサーバが管理するトランザクション
アプリケーションサーバのトランザクションマネージャ経由でトランザクションを管理する方法です。ユーザは,javax.transaction.UserTransactionインタフェースのAPIを操作するか,EJBメソッドのCMT属性を設定することで,トランザクションを管理します。
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UserTransactionインタフェースによる管理
サーブレット,JSP,またはEJB(BMT)から,javax.transaction.UserTransactionインタフェースのAPIを発行することで,トランザクションを管理できます。BMTの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.7.2 BMT」を参照してください。
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EJBのCMT属性による管理
EJB(CMT)のメソッド単位で指定するトランザクション属性によって,トランザクションを管理できます。CMTの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.7.3 CMT」を参照してください。
アプリケーションサーバがトランザクションを管理する場合,トランザクションの種類としてローカルトランザクションまたはグローバルトランザクションを選択できます。アプリケーションサーバが管理するトランザクションの種類については,「3.4.2 ローカルトランザクションとグローバルトランザクション」を参照してください。