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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 仮想化システム構築・運用ガイド


8.2 仮想化システムの構築・運用時に使用するコマンド

ここでは,仮想化システムの構築・運用時に使用するコマンドの種類,OSごとのコマンドの格納先について説明します。

仮想化システムの構築・運用時に使用するコマンドを次の表に示します。

表8‒3 仮想化システムの構築・運用時に使用するコマンド

コマンド名

コマンドの説明

コマンドの格納先

参照先マニュアル

参照個所

コマンド

サブコマンド

mngautorun

サービスの設定

  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\bin\

  • Linuxの場合

    /opt/Cosminexus/manager/bin/

コマンド編

7.2

mngsvr_adapter_setup

アダプタコマンドのセットアップとアンセットアップ

mngsvrctl

Management Serverの起動/停止/セットアップ

snactl

サーバ通信エージェントの起動と停止

  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\sinagent\bin\

  • Linuxの場合

    /opt/Cosminexus/sinagent/bin/

サーバ通信エージェントのドキュメント

vmiaccount

create

システム構築者アカウントの追加

  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\vmi\bin\

  • Linuxの場合

    /opt/Cosminexus/manager/vmi/bin/

コマンド編

9.29.3

delete

システム構築者アカウントの削除

list

システム構築者アカウントの一覧表示

password

システム構築者アカウントのパスワード変更

vmiunit

attach

仮想サーバグループの登録

9.29.4

block

管理ユニットまたは仮想サーバグループの閉塞

compare

登録済みの定義ディレクトリとの内容比較

detach

仮想サーバグループの登録解除

export

定義ディレクトリの取り出し

import

定義ディレクトリの取り込みまたは内容変更

info

管理ユニットの情報表示

list

管理ユニットまたは仮想サーバグループに属する仮想サーバの一覧表示

mark

仮想サーバグループの障害マークの設定

script

仮想サーバのユーザスクリプトの実行

start

管理ユニットまたは仮想サーバグループの起動(業務の開始)

status

管理ユニットまたは仮想サーバグループの状態表示

stop

管理ユニットまたは仮想サーバグループの停止(業務の停止)

unblock

管理ユニットまたは仮想サーバグループの閉塞解除

unmark

仮想サーバグループの障害マークの設定解除

update

管理ユニットに属する仮想サーバへの定義ディレクトリの反映

vmiunitadmin

changeowner

管理ユニットの所有者の変更

9.29.5

create

管理ユニットの作成

delete

管理ユニットの削除

list

管理ユニットの一覧表示

(凡例)

−:該当しません。

コマンド編:マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」を示します。

注 vmiで始まるコマンド(vmiaccount,vmiunit,vmiunitadmin)でサブコマンド「help」を指定すると,各コマンドのサブコマンドの一覧またはサブコマンドの入力形式が表示できます。