7.2.1 システム構築者アカウントの追加と削除
システム構築者アカウントを追加または削除します。
(1) 仮想サーバマネージャへのシステム構築者アカウントの追加
仮想サーバマネージャに新規のシステム構築者アカウントを追加する機能です。新たなシステム構築者が,仮想サーバマネージャへアクセスすることを許可したいときに使用します。
- 注意事項
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JP1/Base(認証サーバ)によるアカウント管理を利用する場合,ここで説明する機能は無効になります。この場合,JP1/Baseの機能(ユーザー管理)を利用します。詳細は,「7.9 JP1/Baseと連携してユーザのアカウントを管理するための機能(JP1ユーザ認証連携機能)」を参照してください。
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実行方法
- 実行できるユーザ
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仮想サーバマネージャ管理者アカウントを持つユーザ
- 実行するコマンドまたは呼び出し元の機能
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vmiaccountコマンドのサブコマンド「create」を実行します。
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実行結果
仮想サーバマネージャにシステム構築者アカウントが追加されます。システム構築者アカウントを追加されたシステム構築者は,仮想サーバマネージャにアクセスできるようになります。
(2) 仮想サーバマネージャからのシステム構築者アカウントの削除
仮想サーバマネージャからシステム構築者アカウントを削除する機能です。不在となったシステム構築者や不要なシステム構築者が,仮想サーバマネージャへアクセスするのを拒否したいときに使用します。
- 注意事項
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JP1/Base(認証サーバ)によるアカウント管理を利用する場合,ここで説明する機能は無効になります。この場合,JP1/Baseの機能(ユーザー管理)を利用します。詳細は,「7.9 JP1/Baseと連携してユーザのアカウントを管理するための機能(JP1ユーザ認証連携機能)」を参照してください。
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実行方法
- 実行できるユーザ
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仮想サーバマネージャ管理者アカウントを持つユーザ
- 実行するコマンドまたは呼び出し元の機能
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vmiaccountコマンドのサブコマンド「delete」を実行します。
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実行結果
仮想サーバマネージャからシステム構築者アカウントが削除されます。システム構築者アカウントを削除されたシステム構築者は,仮想サーバマネージャにアクセスできなくなります。
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注意事項
削除するシステム構築者アカウントが所有者として設定されている管理ユニットがある場合,そのシステム構築者アカウントは削除できません。この場合は,次のどちらかの処理を実施したあと,システム構築者アカウントを削除してください。
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管理ユニットを削除する
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管理ユニットの所有者を変更する
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