4.4.4 スケルトンおよびサービスデプロイ定義を生成する
WSDL2Javaコマンドを使用して,生成されたWSDLからサーバ側に必要なソースコードであるスケルトンを生成します。同時に,生成したソースコードをSOAPアプリケーションとして利用するためのサービスデプロイ定義を生成します。
WSDL2Javaコマンドの指定例を示します。
WSDL2Java.bat -C validS -s UserInfo.wsdl
このコマンドを実行すると,カレントディレクトリに次に示すディレクトリおよびファイルが生成されます。
/ カレントディレクトリ localhost/ server-config.xml サービスデプロイ定義 UserData.java※ ユーザ定義のデータ型クラス UserInfo.java リモートインタフェース UserInfoSoapBindingImpl.java サービス実装クラス
- 注※
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このクラスは,JavaBean形式のクラスとして生成されます。
この例では,-sオプションでサーバ側のソースコードを生成しています。-CオプションはWSDL検証機能を有効にするため,必ず指定してください。また,必要に応じてほかのオプションも指定してください。オプションについては,「9.2 WSDL2Javaコマンド(ソースコードの生成)」を参照してください。
- 注意事項
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生成されたソースコードのうち,処理を加えるのはUserInfoSoapBindingImpl.javaだけです。UserInfoSoapBindingImpl.java以外のクラスを変更しないでください。変更した場合,誤動作するおそれがあります。