4.3.6 スタブを生成する
WSDL2Javaコマンドを使用して,WSDLからクライアント側に必要なソースコードであるスタブを生成します。
WSDL2Javaコマンドの指定例を示します。
WSDL2Java.bat -C validS SLBUserInfo.wsdl
このコマンドを実行すると,カレントディレクトリに次に示すディレクトリおよびファイルが生成されます。
/ カレントディレクトリ userinfo/ UserData.java※ ユーザ定義のデータ型クラス SLBUserInfo.java リモートインタフェース SLBUserInfoService.java サービスインタフェース SLBUserInfoServiceLocator.java サービスクラス (サービスへの接続情報を保持) SLBUserInfoSoapBindingStub.java スタブクラス
- 注※
-
このクラスは,JavaBean形式のクラスとして生成されます。
-CオプションはWSDL検証機能を有効にするため,必ず指定してください。また,必要に応じてほかのオプションも指定してください。オプションについては,「9.2 WSDL2Javaコマンド(ソースコードの生成)」を参照してください。
- 注意事項
-
-
生成されたソースコードの内容は変更しないでください。変更した場合,誤動作するおそれがあります。
-
不正なWSDL定義を指定してエラーになった場合,途中までソースファイルが出力されていることがあります。この場合,ソースファイルをカレントディレクトリから削除し,WSDL定義を正しく修正したあとに再実行してください。
-
WSDL2Javaコマンドで生成されたスタブ・スケルトンファイルをコンパイルすると,次に示す警告メッセージが出力されることがあります。
注:入力ファイルの操作のうち,未チェックまたは安全ではないものがあります。 注:詳細については,-Xlint:unchecked オプションを指定して再コンパイルしてください。
この警告メッセージが出力された場合の対処は不要です。
なお,「入力ファイルの操作のうち」の部分は,コンパイル時の入力ファイル名が出力されることがあります。
-