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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム メッセージ


1.1.2 メッセージの形式

このマニュアルでは,次に示す形式を基本として説明します。

なお,「(S)」および「(O)」はメッセージによって記述しないものもあります。

XXXX

メッセージを出力した環境(開発環境,実行環境,または運用環境)を示すID(プリフィックス)を表します。プリフィックスは英字4文字で示します。

nnnnn

メッセージを出力したプログラムで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには,5桁の固有の番号が付いています。

Y

メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。

メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。

E(Error)

エラーレベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。

W(Warning)

警告レベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。

メッセージが出力されたあとも処理を続行します。

I(Information)

システムの動作を通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたときは,処理を続行,または終了します。

Q(Question)

出力したメッセージに対して,ユーザの応答を通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたときは,ユーザの応答を待ちます。

メッセージテキスト

サービスプラットフォームが出力したメッセージテキストを示します。

メッセージの説明

メッセージテキストに対する補足説明を示します。

(S)

サービスプラットフォームの動作を示します。

(O)

ユーザの処置を示します。なお,「保守員に連絡してください」とは,購入時の契約に基づいて,システム管理者が弊社問い合わせ窓口へ連絡することを示します。