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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


4.5.3 差分の表示内容

標準インポートとコンポーネントインポートで,リポジトリ情報の差分の表示内容が異なります。それぞれの場合の表示内容を次の表に示します。

表4‒4 差分の表示内容(標準インポート時)

運用環境リポジトリ

リポジトリZIPファイル

HCSCコンポーネントあり

HCSCコンポーネントなし

変更あり

変更なし

HCSCコンポーネントあり

change

no change

delete

HCSCコンポーネントなし

add

×

(凡例)

×:表示されません。

−:該当する状況が発生しないため,表示されません。

注※

-allinfoオプションを指定した場合にだけ表示されます。-allinfoオプションを指定しない場合は,表示されません。

表4‒5 差分の表示内容(コンポーネントインポート時)

運用環境リポジトリ

リポジトリZIPファイル

HCSCコンポーネントあり

HCSCコンポーネントなし※1

変更あり

変更なし

HCSCコンポーネントあり

change

no change※2

no change※2

HCSCコンポーネントなし

add

×

(凡例)

×:表示されません。

−:該当する状況が発生しないため,表示されません。

注※1

cscrepdiffコマンドの-nameオプションに指定したサービスIDのHCSCコンポーネントがリポジトリZIPファイルに存在しない場合は,エラーとなります。

注※2

-allinfoオプションを指定した場合にだけ表示されます。-allinfoオプションを指定しない場合は,表示されません。

差分の表示内容の例を次に示します。

インポート元とインポート先の状態
インポートするリポジトリZIPファイルの内容
  • ビジネスプロセス1(bp1):変更あり

  • ビジネスプロセス2(bp2):変更なし

  • ビジネスプロセス4(bp4):インポート対象外

インポート対象の運用環境のリポジトリの内容
  • ビジネスプロセス1(bp1)

  • ビジネスプロセス2(bp2)

  • ビジネスプロセス3(bp3)