Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


2.8.1 JP1連携の設定の流れ

JP1連携機能を使用するためには,次の表に示すJP1の製品をインストールおよびセットアップする必要があります。

表2‒25 JP1連携機能を使用するために必要なJP1の製品

インストール先

JP1の製品

実行環境

JP1/Base

JP1統合運用管理サーバ

  • JP1/Base

  • JP1/IM - Manager

運用管理クライアント

JP1/IM - View

注※

Windowsの場合だけインストールできます。Windows以外の場合,統合コンソールは表示できません。

JP1の製品のインストールおよびセットアップについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」,またはマニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」を参照してください。

JP1と連携するための設定の流れを次に示します。

  1. 実行環境で,次の設定をします。

    • サービスプラットフォームのJP1イベント発行の設定(2.8.2参照)

      サービスプラットフォームで発生した障害のメッセージを,JP1イベントとして発行するための設定を行います。

    • JP1/Baseのイベントサーバ名の設定(2.8.3参照)

      HAクラスタ構成の場合で,論理ホストのJP1/Baseのイベントサーバを使用してJP1イベントを発行するときだけ設定を行います。

  2. JP1統合運用管理サーバで,次の作業をします。

    • JP1/Baseの構成定義の作成(2.8.4参照)

      JP1統合運用管理サーバが管理するシステムの階層関係を定義します。

      この定義を各ホストに配布すると,転送先の情報として識別されます。