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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


2.1.4 Eclipseのインストール

運用環境で画面を利用する場合,Eclipseをインストールする必要があります。

Service Platformを利用している場合は,次の手順に従ってEclipseをインストールしてください。Service Architectを利用している場合は,Eclipseセットアップ機能を利用してEclipseをインストールしてください。Eclipseセットアップ機能については,マニュアル「サービスプラットフォーム ファーストステップガイド」の「3.3.2 Eclipseセットアップ機能を使用した開発環境の構築」を参照してください。

注意事項

アプリケーションサーバおよびサービスプラットフォームが提供するEclipseのプラグイン機能以外の,Eclipseに関するサポートはしていません。Eclipseの使用方法やEclipseが表示するエラーの対処方法については,ユーザで調査,対処してください。

〈この項の構成〉

(1) インストール前の準備

Eclipseをインストールする前に,次の準備が必要です。

(2) インストール手順

インストール手順を次に示します。この手順ではインストールディレクトリを「C:\Eclipse」,作業用ディレクトリを「C:\Work」と表記します。

  1. 次のどちらかの方法でzipファイルを入手し,作業用ディレクトリに格納します。

    • Service Architectの添付品CD

    • Eclipseのダウンロードサイト

      次のURLで示すダウンロードサイトから,「Eclipse IDE for Enterprise Java Developers」を選択してください。

      http://www.eclipse.org/downloads/

    次のzipファイルのどれかを選択してください。

    • Windows x64(64ビット版):

      eclipse-jee-2021-09-R-win32-x86_64.zip

      eclipse-jee-2021-12-R-win32-x86_64.zip

  2. コマンドプロンプトを起動し,カレントディレクトリを作業用ディレクトリへ移動します。

    コマンドプロンプトの実行例

    cd C:\Work

    さらに次のコマンドを実行して,zipファイルを解凍します。

    "<Service Platformのインストールディレクトリ>\jdk\bin\jar.exe" xvf <Eclipseのzipファイル名>

  3. 解凍したファイルをEclipseのインストールディレクトリへコピーします。

    エクスプローラなどを使用し,C:\Work\eclipseの下にあるすべてのファイルとディレクトリをC:\Eclipseへコピーします。

  4. エクスプローラなどを使用し,作業用ディレクトリを削除します。

    注:ダウンロードしたファイルも削除されるため,必要に応じて事前にバックアップを取ってください。

  5. 手順3.でコピーしたファイルの中から,eclipse.iniファイルをエディタで開き,次の2つのオプションを追加します。

    • -vmオプション

      <Service Platformのインストールディレクトリ>\jdk\bin\javaw.exe

    • -vmargsオプション

      -Xbootclasspath/a:<Service Platformのインストールディレクトリ>\jaxp\lib\csmjaxp.jar;<Service Platformのインストールディレクトリ>\jaxp\lib\csmstax.jar

    オプション追加後のeclipse.iniファイルの内容の例を次に示します。

    -vm
    C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jdk\bin\javaw.exe
    -startup
    plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.6.300.v20210813-1054.jar
    --launcher.library
    plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.2.300.v20210828-0802
    -product
    org.eclipse.epp.package.jee.product
    -showsplash
    org.eclipse.epp.package.common
    --launcher.defaultAction
    openFile
    --launcher.defaultAction
    openFile
    --launcher.appendVmargs
    -vmargs
    -Dosgi.requiredJavaVersion=1.8
    -Dosgi.instance.area.default=@user.home/eclipse-workspace
    -XX:+UseG1GC
    -XX:+UseStringDeduplication
    --add-modules=ALL-SYSTEM
    -Dosgi.requiredJavaVersion=1.8
    -Dosgi.dataAreaRequiresExplicitInit=true
    -Xms256m
    -Xmx1024m
    --add-modules=ALL-SYSTEM
    -Xbootclasspath/a:C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmjaxp.jar;C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmstax.jar
  6. 次のコマンドを実行して,Eclipseを起動します。

    C:\Eclipse\eclipse.exe

    Eclipseが起動することを確認してください。

これでEclipseのインストールは終了です。