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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編


付録B.4 汎用カスタムアダプタの定義画面

ここでは,汎用カスタムアダプタを定義するときのサービスアダプタ定義画面について説明します。

〈この項の構成〉

(1) サービスアダプタ定義(基本)画面

サービスアダプタ定義(基本)画面の項目について説明します。

図B‒3 サービスアダプタ定義(基本)画面

[図データ]

(a) [サービス部品制御情報]

汎用カスタムアダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

[サービス名]

サービスアダプタ定義追加ウィザードで設定した内容が表示されます。

[サービスID]

サービスIDを入力します。サービスIDは,8バイト以内の英数字およびアンダーバー(_)で指定します。

[サービス種別]

サービス部品の種別として「汎用カスタムアダプタ」が表示されます。

[アドレス]

この項目は使用しません。

[最大インスタンス数]

サービス部品の最大インスタンス数が表示されます。

[サービスクラス名]

この項目は使用しません。

[オペレーション]

オペレーション名が表示されます。サービス部品が持つオペレーション名をドロップダウンリストから選択できます。

[システム例外をフォルトに変換する]チェックボックス

サービス部品で発生した例外をフォルトに変換する場合にチェックします。

[追加]ボタン

オペレーションを追加するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

オペレーション欄で選択したオペレーションを削除します。

(b) [オペレーション情報]

サービス部品のオペレーションについての情報が表示されます。

[オペレーション名]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの名称が表示されます。

[通信モデル]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの通信モデルが表示されます。同期または非同期をドロップダウンリストから選択できます。選択内容によって,次のように表示が変わります。

  • 同期を選択した場合:応答電文とフォルト電文の情報が表示されます。

  • 非同期を選択した場合:応答電文とフォルト電文の情報は表示されません。非同期のまま,アダプタ定義を保存すると,応答電文とフォルト電文の全項目は消えます。

(c) [要求電文]

サービスリクエスタから送信される要求電文の情報が表示されます。

[any型を使う]チェックボックス

要求電文のデータ型を指定しないで作成する場合にチェックします。

[標準]
[使う]チェックボックス

サービスリクエスタから受け付けた標準電文の内容を確認したり,標準電文を汎用カスタムアダプタ用の電文のフォーマットにデータ変換したりする場合にチェックします。

[電文フォーマット]

サービスリクエスタから受け付けた標準電文のフォーマット名が表示されます。

[参照]ボタン

標準電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

標準電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

標準電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

[サービス部品]
[電文フォーマット]

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが受け取る要求電文の電文フォーマットのフォーマット名が表示されます。

[参照]ボタン

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが受け取る要求電文の電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが受け取る要求電文の電文フォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが受け取る要求電文の電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

[データ変換定義]

標準電文から汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが受け取る要求電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。標準電文の[使う]チェックボックスにチェックを入れていない場合は,この項目は使用しません。

[編集]ボタン

データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。標準電文の[使う]チェックボックスにチェックを入れていない場合は,この項目は使用しません。

[削除]ボタン

[編集]ボタンで設定したデータ変換定義を削除します。標準電文の[使う]チェックボックスにチェックを入れていない場合は,この項目は使用しません。

(d) [応答電文]

サービス部品から送信される応答電文の情報が表示されます。

オペレーション情報の通信モデル欄で,「同期」を選択した場合だけ,設定できます。

[any型を使う]チェックボックス

応答電文のデータ型を指定しないで作成する場合にチェックします。

[標準]
[使う]チェックボックス

サービス部品から受け付けた汎用カスタムアダプタ用の電文の内容を確認したり,汎用カスタムアダプタ用の電文を標準電文のフォーマットにデータ変換したりする場合にチェックします。

[電文フォーマット]

サービスリクエスタへ応答する標準電文のフォーマット名が表示されます。

[参照]ボタン

標準電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

標準電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

標準電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

[サービス部品]
[電文フォーマット]

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが送信する応答電文の電文フォーマットのフォーマット名が表示されます。

[参照]ボタン

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが送信する応答電文の電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが送信する応答電文の電文フォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータが送信する応答電文の電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

[データ変換定義]

汎用カスタムアダプタのプロトコルコンバータから送信する応答電文から標準電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。標準電文の[使う]チェックボックスにチェックを入れていない場合は,この項目は使用しません。

[編集]ボタン

データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。標準電文の[使う]チェックボックスにチェックを入れていない場合は,この項目は使用しません。

[削除]ボタン

[編集]ボタンで設定したデータ変換定義を削除します。標準電文の[使う]チェックボックスにチェックを入れていない場合は,この項目は使用しません。

(e) [フォルト電文]

サービス部品のフォルト電文についての情報が表示されます。

[追加]ボタン

フォルト名を追加するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[削除]ボタン

フォルト名欄で選択したフォルト名を削除します。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[フォルト名]

サービス部品のフォルトの名称が表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,この欄は使用しません。

[電文フォーマット]

サービス部品のフォルト電文のフォーマット名が表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,この欄は使用しません。

[参照]ボタン

フォルト電文のフォーマットを設定するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[表示]ボタン

フォルト電文のフォーマットが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[出力]ボタン

フォルト電文のフォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

(2) サービスアダプタ定義(詳細)画面

サービスアダプタ定義(詳細)画面の項目について説明します。

図B‒4 サービスアダプタ定義(詳細)画面

[図データ]

(a) [サービスアダプタ制御情報]

汎用カスタムアダプタの新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

サービスアダプタ
[サービスアダプタ(EJB-JARファイル)]

汎用カスタムアダプタのEJB-JARファイルの名称が表示されます。

[参照]ボタン

汎用カスタムアダプタのEJB-JARファイル名を設定するダイアログが表示されます。

ユーティリティクラス
[ユーティリティクラス(JARファイル)]

[追加]ボタンで設定したユーティリティクラスが表示されます。

[追加]ボタン

ユーティリティクラスを追加するダイアログが表示されます。「3.3.17 汎用カスタムアダプタを定義する」で作成したJARファイルを追加します。

[出力]ボタン

ユーティリティクラスの出力先を指定するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

ユーティリティクラス欄で選択したファイルを削除します。

独自定義ファイル
[独自定義ファイル]

[追加]ボタンで設定したプロトコルコンバータ用独自定義ファイル,カスタムアダプタプロパティファイル,カスタムアダプタ用アプリケーション統合属性ファイル,およびカスタムアダプタ定義ファイルが表示されます。

[追加]ボタン

独自定義ファイル(プロトコルコンバータ用独自定義ファイル,カスタムアダプタプロパティファイル,カスタムアダプタ用アプリケーション統合属性ファイル,およびカスタムアダプタ定義ファイル)を追加するダイアログが表示されます。

[編集]ボタン

独自定義ファイル(プロトコルコンバータ用独自定義ファイル,カスタムアダプタプロパティファイル,カスタムアダプタ用アプリケーション統合属性ファイル,およびカスタムアダプタ定義ファイル)を編集するためのエディタが起動します。独自定義ファイルを複数選択してクリックした場合は,選択されたすべての独自定義ファイルに対してエディタが起動します。エディタ上で独自定義ファイルを保存したあと,汎用カスタムアダプタを保存することで,編集した内容がリポジトリに反映されます。独自定義ファイルの編集中に汎用カスタムアダプタを保存しようとすると,独自定義ファイルを保存してよいか確認するダイアログが表示されます。

[出力]ボタン

独自定義ファイル(プロトコルコンバータ用独自定義ファイル,カスタムアダプタプロパティファイル,カスタムアダプタ用アプリケーション統合属性ファイル,およびカスタムアダプタ定義ファイル)の出力先を指定するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

独自定義ファイル欄で選択したファイルを削除します。