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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


13.1 JSON変換ツールの概要

JSON変換ツールは,サービスプラットフォームでJSON形式のデータを利用するために必要な定義の開発およびデータ変換のテストを支援するためのツールです。

プロパティファイルは,cscjson2xsdコマンド,およびcscjsonxmlconvコマンドで利用できます。プロパティの有効範囲は,コマンド実行単位です。

JSON変換ツールは,次のコマンドで構成されています。

コマンド名

説明

cscjson2xsd

JSON形式データに対応するXMLスキーマを生成します。生成したXMLスキーマをマッピング定義エディタで使用し,マッピング定義を作成します。

cscjsonxmlconv

JSON形式データとXML形式データとを相互に変換した結果をファイルとして生成します。サービスプラットフォームが自動的に変換する結果を,生成されたファイルと突き合わせて確認できます。

JSON変換ツールのコマンドと変換対象のデータの関係を次に示します。

図13‒1 JSON変換ツールのコマンドと変換対象のデータの関係

[図データ]

JSON変換ツールのコマンドは,次の場所に格納されています。必要に応じて,PATH環境変数にパスを追加してください。

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\bin

JSON変換ツールの実行には,次の条件が必要です。

〈この節の構成〉