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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


11.3.5 JSONのデータ種別をXMLの属性に含めるかどうかの設定

JSONの「文字列型」などのデータ種別を,変換後のXMLの属性に含めるかどうかの設定を変更できます。デフォルトでは,JSONのデータ種別をXMLの属性に含めません。JSONのデータ種別,および変換後のXMLに設定される属性を次の表に示します。

表11‒2 JSONのデータ種別とXMLの属性の対応表

JSONのデータ種別

XMLの属性

オブジェクト

class="object"

配列

class="array"

文字列

type="string"

数値

type="number"

boolean

type="boolean"

JSONのデータ種別をXMLの属性に含める場合の変換例を,次の図に示します。

図11‒32 JSONのデータ種別をXMLの属性に含める場合の変換例

[図データ]

下線が付いている属性がJSONのデータ種別です。

注※

配列値が文字列型,数値型,boolean型の場合,属性はcsc-element要素に設定されます。csc-simple要素には設定されません。

注意事項

JSON-XML変換に失敗した場合,メッセージログにエラーメッセージ(KDEC11202-E)が出力されます。また,メッセージ引数の「message」には,JSON-XML変換のエラーメッセージが格納されます。