9.3.1　サービスリクエスタ（標準の同期受付（Webサービス））の作成手順（JAX-WSエンジン）

標準の同期受付（Webサービス）にサービス部品の実行を要求し，サービス部品を呼び出すためのサービスリクエスタの作成手順を次に示します。

図9‒13　サービスリクエスタ（標準の同期受付（Webサービス））の作成手順（JAX-WSエンジン）

各工程の作業を次に示します。

〈この項の構成〉

(1)　WSDLの取得

サービス部品を呼び出すHCSCサーバの同期受付（Webサービス）のインターフェース情報をWSDLから取得します。WSDLの取得については，「9.3.2　WSDLを取得する」を参照してください。

「9.3.2　WSDLを取得する」で取得したWSDLからサービスクラスを生成します。サービスクラスの生成については，「9.3.3　サービスクラスを生成する」を参照してください。

同期受付（Webサービス）のメソッドを呼び出すために，「9.3.3　サービスクラスを生成する」で生成したサービスクラスからプロキシクラスのオブジェクトを生成します。プロキシクラスのオブジェクトの生成については，「9.3.4　オブジェクトを生成する」を参照してください。

同期受付（Webサービス）のメソッドの引数となるパラメタを設定します。パラメタの設定については，「9.3.5　パラメタを設定する」を参照してください。

サービス部品の実行を要求する要求電文を作成します。要求電文の作成については，「9.3.6　要求電文を作成する」を参照してください。

同期受付（Webサービス）から，サービス部品の実行要求に対する応答電文を取得します。応答電文の取得については，「9.3.7　応答電文を取得する」を参照してください。

要求先のサービス部品，HCSCサーバ，およびJAX-WSエンジンでエラーが発生した場合，エラー情報を取得し，その情報に従って対処します。エラー情報の取得については，「9.3.8　エラー情報を取得する」を参照してください。