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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


8.5.2 HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する方法

HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 前提条件

HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始するためには,次に示す条件を満たしている必要があります。

(2) 操作手順

操作手順を次に示します。

  1. ツリービューのサービス定義一覧で,サービス定義一覧またはHCSCコンポーネントを選択します。

  2. 選択したサービス定義一覧またはHCSCコンポーネントを右クリックして,[複数サービスをサーバに配備して開始]を選択します。

    [図データ]

    「複数サービスをサーバに配備して開始」ウィザードのサービス選択ページが表示されます。

    [図データ]

  3. サービス一覧の中から,配備・開始するサービスのチェックボックスにチェックします。

    「フィルタ入力」にキーワードを入力すると,表示されるサービスをフィルタリングできます。

    また,表示されたサービスのチェックボックスをすべてチェックするには[表示中をすべて選択]ボタンをクリックします。逆に,すべてのチェックを解除するには[表示中をすべて解除]ボタンをクリックします。

  4. 次のどちらかの操作をします。

    動作オプションを変更しないで配備・開始する場合

    手順6.に進んでください。動作オプションには,前回選択した値が適用されます。

    動作オプションを変更したい場合

    [次へ]ボタンをクリックします。

    「複数サービスをサーバに配備して開始」ウィザードのオプションページが表示されます。次の手順に進んでください。

  5. 必要に応じて動作オプションを変更します。

    [図データ]

    動作オプションの項目と,変更できる内容を次に示します。

    • パッケージング済みビジネスプロセス

      パッケージング済みのビジネスプロセスを再パッケージングするかどうかを設定します。

      デフォルトでは,再パッケージングしない設定になっています。

    • サービス呼出アクティビティに設定されているサービス

      サービス呼出アクティビティに設定されているサービスを自動的に配備・開始するかどうかを設定します。

      デフォルトでは,自動的に配備・開始しない設定になっています。

    • エラー発生時の処理

      各サービス処理でエラーが発生したとき,スキップして次の処理を継続するかどうかを設定します。

      デフォルトでは,エラーが発生した要素をスキップして処理を継続する設定になっています。

  6. [終了]ボタンをクリックします。

    サービスが配備・開始されます。処理の経過はコンソールビューに表示されます。

    続いて表示されるダイアログは,Eclipse起動後の一括実行が初めてかどうかによって次のように異なります。

    • Eclipse起動後に初めて一括実行を実施する場合

      [アカウント認証]ダイアログが表示されます。

    • Eclipse起動後,2回目以降に一括実行を実施する場合

      アカウント認証が省略されます。手順8.に進んでください。

  7. [アカウント認証]ダイアログにユーザIDとパスワードを入力して,[OK]ボタンをクリックします。

  8. 処理完了を伝えるダイアログが表示されたら,[OK]ボタンをクリックします。

処理が正常終了した場合,必要に応じて一括実行の処理結果を確認してください。なお,一括実行の処理結果は,「複数サービスをサーバに配備して開始」ウィザードのオプションページの設定によって異なります。ここでは,オプションページのオプションをすべてデフォルトに設定している場合を例に,確認事項を説明します。

配備定義されているかを確認する

ツリービューのシステム構成定義一覧に,選択したHCSCコンポーネントが追加されていることを確認します。

[図データ]

上の例では,選択したビジネスプロセス(BP1),および選択したビジネスプロセスに定義されているサービスアダプタ(WebService1)が追加されていることを確認できます。

HCSCサーバに配備して開始されているかを確認する

HCSC-Managerにログインして,HCSC-Managerビューを選択します。HCSC-Managerのログイン方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.1 HCSCサーバのオペレーションをするための準備」を参照してください。

選択したHCSCコンポーネントが,HCSCサーバに配備して開始されていることを確認します。

[図データ]

上の例では,選択したビジネスプロセス(BP1),および選択したビジネスプロセスに定義されているサービスアダプタ(WebService1)ならびにユーザ定義受付(Reception1)が,配備して開始されていることを確認できます。

(3) 注意事項

HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する場合の注意事項を次に示します。