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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


7.15.18 LoopObjects(くり返しファンクション)

くり返しファンクション(loop)を定義します。

〈この項の構成〉

(1) 定義項目

定義項目を次の表に示します。

表7‒43 LoopObjects定義項目

項目名

定義内容

定義できる値

補足説明

Name

ファンクション名

NCName型の値

定義できる値については,「7.15.25 同一のName要素を複数行に定義できるオブジェクト」を参照してください。

Input

入力

7.13.2 マッピング定義の設定」を参照

同じName内で1つだけ定義できます。※1

RelationalPath

連携パス

7.13.2 マッピング定義の設定」を参照

同じName内で複数定義できます。※1

値は,定義された順にリストに設定します。

SortKey

ソート条件/キー

7.13.2 マッピング定義の設定」を参照

同じName内で複数定義できます。※2※3

SortOrder

ソート条件/順序

"ascending"または"descending"

同じName内で複数定義できます。※2※3

"ascending"の場合

ソート条件/順序は「昇順」を設定します。

"descending"の場合

ソート条件/順序は「降順」を設定します。

SortLanguage

ソート条件/言語

"auto","ja","en"のどれか

同じName内で複数定義できます。※2※3

"auto"の場合

ソート条件/言語は「自動」を設定します。

"ja"の場合

ソート条件/言語は「日本語」を設定します。

"en"の場合

ソート条件/言語は「英語」を設定します。

SortDataType

ソート条件/データタイプ

"text"または"numeric"

同じName内で複数定義できます。※2※3

"text"の場合

ソート条件/データタイプは「テキスト」を設定します。

"numeric"の場合

ソート条件/データタイプは「数値」を設定します。

SortCase

ソート条件/優先順位

"upper"または"lower"

SortDataTypeが"text"の場合,必須項目です。

上記以外の場合,設定値を取り込みません。

同じName内で複数定義できます。※2※3

"upper"の場合

ソート条件/優先順位は「大文字」を設定します。

"lower"の場合

ソート条件/優先順位は「小文字」を設定します。

注※1

同じName内で定義されているInputとRelationalPathは,お互いが同じノード,または祖先・子孫の関係になるノードは設定できません。

注※2

同じ行の中で,ソート条件項目(SortKey,SortOrder,SortLanguage,SortDataType,SortCase)のどれか1つでも設定した場合は,必須項目です。

注※3

ソート条件は,定義された順にリストに設定します。

(2) 定義例

定義例を次の図に示します。

図7‒89 LoopObjects定義例1

[図データ]

図7‒90 LoopObjects定義例2

[図データ]

図7‒91 LoopObjects定義例3

[図データ]