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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


6.3.4 ビジネスプロセスを指定する要素

ビジネスプロセスを指定する要素を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) business-process

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

business-process

1回

ビジネスプロセスを定義する要素です。

-

overview

1回

ビジネスプロセスの概要を定義する要素です。

-

variables

1回

変数情報の一覧を定義する要素です。

-

correlation-sets

1回

相関セットの一覧を定義する要素です。

-

activities

1回

アクティビティの内容を定義する要素です。

-

receptions

1回

ユーザ定義受付(呼出先固定)の一覧を定義する要素です。

-

(2) overview

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

overview

1回

ビジネスプロセスの概要を定義する要素です。

-

name

1回

ビジネスプロセスの名称を指定します。

NCName型

service-id

1回

ビジネスプロセスのサービスIDを指定します。

1〜8文字の半角英数字,およびアンダーバー(_)

persistent

0または1回

ステータスの永続化を指定します。

デフォルト値は「yes」です。

yes

no

draw-info-file-path

0または1回

ビジネスプロセスの描画情報ファイルのパスです。

ファイルパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。

1文字以上のstring型

注※

相対パスで指定した場合,サービス定義XMLファイルが存在するディレクトリを起点としたパスに変換されます。

(3) variables

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

variables

1回

変数情報の一覧を定義する要素です。

-

global

1回

ビジネスプロセス全体で参照される変数を定義する要素です。

-

variable

0回以上

変数情報の一覧を定義する要素です。

-

name

1回

変数の名称を指定します。

NCName型かつglobal要素のvariable要素間で一意な値

type

1回

次に示す変数の種別を指定します。

  • XML型(XML)

  • バイナリ型(non-XML)

  • any型(any)

  • 数値(numeric)

  • 文字列(string)

  • 真偽値(boolean)

XML

non-XML

any

numeric

string

boolean

file-path

0または1回

電文フォーマットのファイルパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。

この要素はtype要素がXML,またはnon-XMLの場合だけ指定します。

type要素がXML,またはnon-XML以外のとき,この指定値は無視されます。

1文字以上のstring型

parts

1回

変数の部分指定の一覧を定義する要素です。type要素がXML,またはnon-XMLであり,かつ部分指定を定義する場合だけ指定します。

type要素がXML,またはnon-XML以外のとき,この要素以下の指定値は無視されます。

-

part

0回以上

変数の部分指定を定義する要素です。

-

name

1回

部分名を指定します。

NCName型かつpart要素間で一意な値

expression

0または1回

指定式をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型

type

1回

次に示す部分名に対応する型を選択します。

  • 変数の種別がメッセージ型(XML)の場合

    メッセージ型(XML)

    数値(numeric)

    文字列(string)

    真偽値(boolean)

  • 変数の種別がメッセージ型(non-XML)の場合

    数値(numeric)

    文字列(string)

    真偽値(boolean)

XML

numeric

string

boolean

scope

0回以上

スコープ内で参照される変数を定義する要素です。

-

@name-ref

1回

スコープの名称を指定します。

NCName型かつscope要素間で一意な値

variable

0回以上

変数情報の一覧を定義する要素です。

-

name

1回

変数の名称を指定します。

NCName型かつscope要素のvariable要素間で一意な値

type

1回

次に示す変数の種別を指定します。

  • XML型(XML)

  • バイナリ型(non-XML)

  • any型(any)

  • 数値(numeric)

  • 文字列(string)

  • 真偽値(boolean)

XML

non-XML

any

numeric

string

boolean

file-path

0または1回

電文フォーマットのファイルパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。

この要素はtype要素がXML,またはnon-XMLの場合だけ指定します。

type要素がXML,またはnon-XML以外のとき,この指定値は無視されます。

1文字以上のstring型

parts

1回

変数の部分指定の一覧を定義する要素です。

type要素がXML,またはnon-XMLであり,かつ部分指定を定義する場合だけ指定します。

type要素がXML,またはnon-XML以外のとき,この要素以下の指定値は無視されます。

-

part

0回以上

変数の部分指定を定義する要素です。

-

name

1回

部分名を指定します。

NCName型かつpart要素間で一意な値

expression

0または1回

指定式をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型

type

1回

次に示す部分名に対応する型を選択します。

  • 変数の種別がメッセージ型(XML)の場合

    メッセージ型(XML)

    数値(numeric)

    文字列(string)

    真偽値(boolean)

  • 変数の種別がメッセージ型(non-XML)の場合

    数値(numeric)

    文字列(string)

    真偽値(boolean)

XML

numeric

string

boolean

注※

相対パスで指定した場合,サービス定義XMLファイルが存在するディレクトリを起点としたパスに変換されます。

(4) correlation-sets

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

correlation-sets

1回

相関セットの一覧を定義する要素です。

-

global

1回

ビジネスプロセス全体で参照される相関セットの一覧を定義する要素です。

-

correlation-set

0回以上

相関セットを定義する要素です。

-

name

1回

相関セット名を指定します。

NCName型かつglobal要素のcorrelation-set要素間で一意な値

properties

1回

相関セットの情報一覧を定義する要素です。

-

property

1回以上

相関セットの情報を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

利用変数を指定します。

NCName型

part-name-ref

1回

部分名を指定します。

NCName型かつproperty要素間で一意な値

scope

0回以上

スコープ内で参照される相関セットの一覧を定義する要素です。

-

@name-ref

1回

スコープの名称を指定します。

NCName型かつscope要素間で一意な値

correlation-set

0回以上

相関セットを定義する要素です。

-

name

1回

相関セット名を指定します。

NCName型かつscope要素のcorrelation-set要素間で一意な値

properties

1回

相関セットの情報一覧を定義する要素です。

-

property

1回以上

相関セットの情報を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

利用変数を指定します。

NCName型

part-name-ref

1回

部分名を指定します。

NCName型かつproperty要素間で一意な値

(5) activities

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

activities

1回

アクティビティの内容を定義する要素です。

-

global

1回

グローバルスコープ内のアクティビティを定義する要素です。

-

main-sequence

1回

グローバルスコープ内のメインシーケンスを定義する要素です。

-

sub-sequence

0回以上

グローバルスコープ内のサブシーケンスを定義する要素です。

-

scope

0回以上

スコープ内のアクティビティを定義する要素です。

-

@name-ref

1回

スコープの名称を指定します。

NCName型かつscope要素,while要素の間で一意な値

main-sequence

1回

スコープ内のメインシーケンスを定義する要素です。

-

sub-sequence

0回以上

スコープ内のサブシーケンスを定義する要素です。

-

while

0回以上

繰り返し内のアクティビティを定義する要素です。

-

@name-ref

1回

繰り返しアクティビティの名称を指定します。

NCName型かつscope要素,while要素の間で一意な値

main-sequence

1回

繰り返しアクティビティ内のメインシーケンスを定義する要素です。

-

sub-sequence

0回以上

繰り返しアクティビティ内のサブシーケンスを定義する要素です。

-

(6) main-sequence

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

main-sequence

1回

メインシーケンスを定義する要素です。

-

<ActivityGroupに属する要素>

0回以上

<ActivityGroupに所属する要素>を指定します。

-

(7) sub-sequence

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

sub-sequence

0回以上

サブシーケンスを定義する要素です。

-

@name

1回

サブシーケンスの名称を指定します。

この属性には,シーケンスの先頭となる<ActivityGroupに属する要素>のactivity-name値を指定します。

NCName型かつすべてのsub-sequence要素間で一意な値

<ActivityGroupに属する要素>

1回以上

<ActivityGroupに所属する要素>を指定します。

-

(8) ActivityGroup

ActivityGroupに属する要素

説明

設定可否

receive-activity

受付アクティビティを定義する要素です。

reply-activity

応答アクティビティを定義する要素です。

invoke-activity

サービス呼出アクティビティを定義する要素です。

java-activity

Java呼出アクティビティを定義する要素です。

datatrans-activity

データ変換アクティビティを定義する要素です。

assign-activity

代入アクティビティを定義する要素です。

empty-activity

無操作アクティビティを定義する要素です。

throw-activity

フォルト送出アクティビティを定義する要素です。

compensate-activity

補償アクティビティを定義する要素です。

wait-activity

待機アクティビティを定義する要素です。

validate-activity

検証アクティビティを定義する要素です。

scope-activity

スコープアクティビティを定義する要素です。

while-activity

繰り返しアクティビティを定義する要素です。

switch-start-activity

分岐開始アクティビティを定義する要素です。

switch-end-activity

分岐終了アクティビティを定義する要素です。

flow-start-activity

並列処理開始アクティビティを定義する要素です。

×

flow-end-activity

並列処理終了アクティビティを定義する要素です。

×

(凡例)

○:設定できます

×:設定できません。

(9) receive-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

receive-activity

-

受付アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

operation-name

0または1回

オペレーション名を指定します。

NCName型

body-variable-name-ref

0または1回

ボディ割当変数名を指定します。

NCName型

headers

1回

ヘッダ割当変数の一覧を定義する要素です。

-

header

0回以上

ヘッダ割当変数を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

割当変数名を指定します。

NCName型かつheader要素間で一意な値

root-element-name

1回

ルート要素を指定します。

NCName型

correlation-sets

1回

割当相関セット群を定義する要素です。

-

correlation-set

0回以上

割当相関セットを定義する要素です。

-

name-ref

1回

相関セット名を指定します。

NCName型かつcorrelation-set要素間で一意な値

initialize

0または1回

初期化するかどうかを指定します。

デフォルト値は「no」です。

yes

no

communication-type

0または1回

次に示すどちらかの通信モデルを指定します。

  • 同期(SYNC)

  • 非同期(ASYNC)

デフォルト値は「SYNC」です。

SYNC

ASYNC

instance

0または1回

インスタンスを生成するかどうかを指定します。

  • 生成する(yes)

  • 生成しない(no)

デフォルト値は「yes」です。

yes

no

(10) reply-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

reply-activity

-

応答アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

operation-name

0または1回

オペレーション名を指定します。

NCName型

body-variable-name-ref

0または1回

ボディ割当変数名を指定します。

NCName型

headers

1回

ヘッダ割当変数の一覧を定義する要素です。

-

header

0回以上

ヘッダ割当変数を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

割当変数名を指定します。

NCName型かつheader要素間で一意な値

root-element-name

1回

ルート要素を指定します。

NCName型

correlation-sets

1回

割当相関セット群を定義する要素です。

-

correlation-set

0回以上

割当相関セットを定義する要素です。

-

name-ref

1回

相関セット名を指定します。

NCName型かつcorrelation-set要素間で一意な値

initialize

0または1回

初期化するかどうかを指定します。

  • 初期化する(yes)

  • 初期化しない(no)

デフォルト値は「no」です。

yes

no

fault-name

0または1回

フォルト名を指定します。

NCName型

(11) invoke-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

invoke-activity

-

サービス呼出アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

service-name

0または1回

サービス名を指定します。

NCName型

operation-name

0または1回

オペレーション名を指定します。

NCName型

communication-type

0または1回

次に示すどちらかの通信モデルを指定します。

  • 同期(SYNC)

  • 非同期(ASYNC)

デフォルト値は「SYNC」です。

SYNC

ASYNC

input-variable-name-ref

0または1回

要求電文のボディ割当変数名を指定します。

NCName型

input-headers

1回

要求電文のヘッダ割当変数の一覧を定義する要素です。

-

header

0回以上

ヘッダ割当変数を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

割当変数名を指定します。

NCName型かつheader要素間で一意な値

root-element-name

1回

ルート要素を指定します。

NCName型

output-variable-name-ref

0または1回

応答電文のボディ割当変数名を指定します。

communication-type要素の指定値がASYNCの場合,この要素の指定値は無視されます。

NCName型

output-headers

1回

応答電文のヘッダ割当変数の一覧を定義する要素です。

communication-type要素の指定値がASYNCの場合,この要素以下の指定値は無視されます。

-

header

0回以上

ヘッダ割当変数を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

割当変数名を指定します。

NCName型かつheader要素間で一意な値

root-element-name

1回

ルート要素を指定します。

NCName型

correlation-sets

1回

割当相関セット群を定義する要素です。

-

correlation-set

0回以上

割当相関セットを定義する要素です。

-

name-ref

1回

相関セット名を指定します。

NCName型かつcorrelation-set要素間で一意な値

initialize

0または1回

初期化するかどうかを指定します。

デフォルト値は「no」です。

yes

no

pattern

0または1回

パターンを指定します。

デフォルト値は「in」です。

out

in

out-in

fault-items

1回

フォルトコネクションの遷移先一覧を定義する要素です。

-

compensation-item

0または1回

補償コネクションの遷移先を定義する要素です。

-

(12) java-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

java-activity

-

Java呼出アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

java-class-name

0または1回

Javaプログラムのクラス名を指定します。

NCName型

input-variable-names

1回

引数用割当変数の一覧を定義する要素です。

-

variable-name-ref

0回以上

引数用割当変数名を指定します。

NCName型

output-variable-name-ref

0または1回

戻り値用割当変数名を指定します。

NCName型

fault-items

1回

フォルトコネクションの遷移先一覧を定義する要素です。

-

(13) datatrans-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

datatrans-activity

-

データ変換アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

source-variable-names

1回

変換元変数の一覧を定義する要素です。

-

variable-name-ref

0回以上

変換元変数名を指定します。

tabular-xml-import要素で表形式XMLファイルを定義する場合は,この要素を必ず指定してください。

NCName型かつこの要素間で一意な値

target-variable-name-ref

0または1回

変換先変数名を指定します。

tabular-xml-import要素で表形式XMLファイルを定義する場合は,この要素を必ず指定してください。

NCName型

transform-definition-file-name

0または1回

データ変換定義のファイル名を指定します。

デフォルト値は,activity-name要素の指定値です。

前後の空白文字列はトリムされます。

XMLで使用できる1文字以上の文字列

mapping-definition-file-path

0または1回

マッピング定義ファイルのパス※1を絶対パスまたは相対パス※2で指定します。

mapping-definition-file-path要素とtabular-xml-import要素はどちらか一方しか指定できません。

1文字以上のstring型

tabular-xml-import

0または1回

表形式XMLファイルを定義する要素です。

tabular-xml-import要素とmapping-definition-file-path要素はどちらか一方しか指定できません。

-

file-path

1回

表形式XMLファイルのパスを絶対パスまたは相対パス※2で指定します。

1文字以上のstring型

source-root-element-infos

1回

変換元変数のルート要素の一覧を定義する要素です。

-

root-element-info

1回以上

変換元変数のルート要素の情報を定義する要素です。

variable-name-ref要素で指定した変換元変数名の順番に合わせて指定してください。

-

element-name

1回

変換元変数のルート要素名を指定します。

NCName型

namespace

0または1回

変換元変数のルート要素の,XMLの名前空間を指定します。

変数のスキーマに同じ名称のルート要素が1つだけ定義されている場合は,この要素を省略できます。

anyURI型

target-root-element-info

1回

変換先変数名のルート要素の情報を定義する要素です。

-

element-name

1回

変換先変数のルート要素名を指定します。

NCName型

namespace

0または1回

変換先変数のルート要素のXMLの名前空間を指定します。

変数のスキーマに同じ名称のルート要素が1つだけ定義されている場合は,この要素を省略できます。

anyURI型

注※1

ビジネスプロセス定義画面のデータ変換アクティビティから作成したマッピング定義ファイルのパスだけ指定できます。

注※2

相対パスで指定した場合,サービス定義XMLファイルが存在するディレクトリを起点としたパスに変換されます。

(14) assign-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

assign-activity

-

代入アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

copy-items

1回

代入操作の一覧を定義する要素です。

-

copy-item

0回以上

代入操作を定義する要素です。

-

from-item

1回

コピー元の情報を定義する要素です。

-

from-variable

1回

コピー元の情報を変数で定義する要素です。

from-variable要素,from-expression要素,from-text要素,from-non-text要素は,これらの要素からどれか1つを選択して指定します。

-

variable-name-ref

1回

コピー元の変数名を指定します。

NCName型

part-name-ref

0または1回

コピー元変数の部分名を指定します。

NCName型

from-expression

1回

コピー元の情報をXPath式で定義する要素です。

from-expression要素,from-variable要素,from-text要素,from-non-text要素は,これらの要素からどれか1つを選択して指定します。

-

expression

1回

コピー元の情報をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型

from-text

1回

コピー元の固定値(テキスト)です。

from-text要素,from-variable要素,from-expression要素,from-non-text要素は,これらの要素からどれか1つを選択して指定します。

-

data※1

1回

テキストデータです。

string型(改行文字指定可能)

from-non-text

1回

コピー元の固定値(非テキスト)です。

from-non-text要素,from-variable要素,from-expression要素,from-text要素は,これらの要素からどれか1つを選択して指定します。

-

file-path

1回

非テキストデータのファイルパスです。

ファイルパスを絶対パスまたは相対パス※2で指定します。

1文字以上のstring型

to-item

1回

コピー先の情報を定義する要素です。

-

variable-name-ref

1回

コピー先の変数名を指定します。

NCName型

part-name-ref

0または1回

コピー先変数の部分名を指定します。

NCName型

注※1

要素値に含まれる改行(LF)は,インポート時に改行(CR+LF)に変換されます。

注※2

相対パスで指定した場合,サービス定義XMLファイルが存在するディレクトリを起点としたパスに変換されます。

(15) empty-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

empty-activity

-

無操作アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

(16) throw-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

throw-activity

-

フォルト送出アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

variable-name-ref

0または1回

割当変数名を指定します。

NCName型

(17) compensate-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

compensate-activity

-

補償アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

activities-for-compensation

1回

補償するアクティビティを定義する要素です。

-

all

1回

補償範囲内に存在し,補償ハンドラが定義されているすべてのアクティビティを補償する場合に指定します。

all要素とonly-one要素はどちらか一方しか指定できません。

-

only-one

1回

補償範囲内に存在し,補償ハンドラが定義されているアクティビティの内,1つのみを補償する場合に指定する要素です。

only-one要素とall要素はどちらか一方しか指定できません。

-

activity-name-ref

0または1回

アクティビティ名を指定します。

NCName型

(18) wait-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

wait-activity

-

待機アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

standby-type

0または1回

待機時間を指定する方法として次のどちらかを指定します。

  • 間隔(for)

  • 期限(until)

デフォルト値は「for」です。

for

until

expression

0または1回

待機時間の間隔または期限として指定する式をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型

(19) validate-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

validate-activity

-

検証アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

variable-names

1回

検証する変数一覧を定義する要素です。

-

variable-name-ref

0回以上

検証する変数の名称を指定します。

NCName型かつこの要素間で一意な値

(20) scope-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

scope-activity

-

スコープアクティビティを定義する要素です。

スコープ内のシーケンスは,<service-definition>−<business-process>−<activities>−<scope>要素以下で定義します。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

fault-items

1回

フォルトコネクションの遷移先一覧を定義する要素です。

-

compensation-item

0または1回

補償コネクションの遷移先を定義する要素です。

-

transaction-commit

0または1回

次のどちらかのトランザクション制御を指定します。

  • アクティビティ単位でコミットする(byActivity)

  • このスコープの開始時と終了時だけコミットする(onlyScope)

デフォルト値は「byActivity」です。

byActivity

onlyScope

(21) while-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

while-activity

-

繰り返しアクティビティを定義する要素です。

繰り返しアクティビティ内のシーケンスは,<service-definition>−<business-process>−<activities>−<while>要素以下で定義します。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

condition-specified-mode

1回

繰り返しモードが条件指定方式の場合に指定する要素です。

condition-specified-mode要素とlist-specified-mode要素はどちらか一方しか指定できません。

-

expression

0または1回

繰り返し条件の条件式をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型(改行文字指定可能)

max-loop-count

0または1回

繰り返しの回数の最大値を指定します。

この要素が省略された場合,最大で2,147,483,647回まで繰り返されます。

1〜2,147,483,647までの整数

list-specified-mode

1回

繰り返しモードがリスト指定方式の場合に指定する要素です。

list-specified-mode要素とcondition-specified-mode要素はどちらか一方しか指定できません。

-

expression

0または1回

評価結果が繰り返し要素を定義した変数の要素のパスとなる式をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型(改行文字指定可能)

variable-name-ref

0または1回

繰り返し要素を格納する変数の名称を指定します。

NCName型

max-loop-count

0または1回

繰り返しの回数の最大値を半角の数字で指定します。

この要素を省略した場合,最大で2,147,483,647回まで繰り返されます。

1〜2,147,483,647までの整数

注※

要素値に含まれる改行(LF)は,インポート時に改行(CR+LF)に変換されます。

(22) switch-start-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

switch-start-activity

-

分岐開始アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

case

0回以上

分岐条件を定義する要素です。優先順位は,この要素の定義順に設定されます。

default要素でデフォルト遷移先を定義する場合,この要素で必ず1つ以上の分岐条件を定義します。

-

condition

0または1回

条件名,条件式を定義する要素です。

-

name

1回

条件名を指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

XMLで使用できる1文字以上の文字列かつcase要素間で一意な値

expression

0または1回

条件式をXPath式で指定します。

前後の空白文字列はトリムされます。

1文字以上のstring型(改行文字指定可能)

sub-sequence-ref

1回

分岐先のサブシーケンスの参照先を定義する要素です。

サブシーケンスを次の位置で定義する場合にこの要素を指定します。

<service-definition>−<business-process>−<activities>−<global>,<scope>,または<while>−<sub-sequence>要素以下

sub-sequence-ref要素とsub-sequence要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

sub-sequence

1回

分岐先のサブシーケンスを定義する要素です。

サブシーケンスを直接定義する場合にこの要素を指定します。

sub-sequence要素とsub-sequence-ref要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

default

0または1回

デフォルト遷移先を定義する要素です。

この要素を定義する場合は,case要素で必ず1つ以上の分岐条件を定義します。

-

sub-sequence-ref

1回

分岐先のサブシーケンスの参照先を定義する要素です。

サブシーケンスを次の位置で定義する場合にこの要素を指定します。

<service-definition>−<business-process>−<activities>−<global>−,<scope>,または<while>−<sub-sequence>要素以下

sub-sequence-ref要素とsub-sequence要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

sub-sequence

1回

分岐先のサブシーケンスを定義する要素です。

サブシーケンスを直接定義する場合にこの要素を指定します。

sub-sequence要素とsub-sequence-ref要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

注※

要素値に含まれる改行(LF)は,インポート時に改行(CR+LF)に変換されます。

(23) switch-end-activity

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

switch-end-activity

-

分岐終了アクティビティを定義する要素です。

-

activity-name

1回

アクティビティの名称を指定します。

NCName型かつすべてのアクティビティ間で一意な値

source-activity-names

1回

分岐終了アクティビティの遷移元アクティビティ一覧を定義する要素です。

-

activity-name-ref

0回以上

分岐終了アクティビティの遷移元アクティビティ名を指定します。

NCName型かつこの要素間で一意な値

(24) fault-items

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

fault-items

1回

フォルトコネクションの遷移先一覧を定義する要素です。

-

fault-item

0回以上

フォルトコネクションの遷移先を定義する要素です。フォルト処理の割り当て順序は,この要素の定義順に設定されます。

-

variable-name-ref

0または1回

フォルト処理の割当変数名を指定します。

NCName型かつfault-item要素間で一意な値

sub-sequence-ref

1回

フォルト遷移先のサブシーケンスの参照先を定義する要素です。

サブシーケンスを次の位置で定義する場合にこの要素を指定します。

<service-definition>−<business-process>−<activities>−<global>,<scope>,または<while>−<sub-sequence>要素以下

sub-sequence-ref要素とsub-sequence要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

sub-sequence

1回

フォルト遷移先のサブシーケンスを定義する要素です。

サブシーケンスを直接定義する場合にこの要素を指定します。

sub-sequence要素とsub-sequence-ref要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

catch-all

0または1回

割当変数が<catch-all>の場合の遷移先を定義する要素です。

-

sub-sequence-ref

1回

フォルト遷移先のサブシーケンスの参照先を定義する要素です。

サブシーケンスを次の位置で定義する場合にこの要素を指定します。

<service-definition>−<business-process>−<activities>−<global>,<scope>,または<while>−<sub-sequence>要素以下

sub-sequence-ref要素とsub-sequence要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

sub-sequence

1回

フォルト遷移先のサブシーケンスを定義する要素です。

サブシーケンスを直接定義する場合にこの要素を指定します。

sub-sequence要素とsub-sequence-ref要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

(25) compensation-item

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

compensation-item

0または1回

補償コネクションの遷移先を定義する要素です。

-

sub-sequence-ref

1回

補償コネクションの遷移先のサブシーケンスの参照先を定義する要素です。

サブシーケンスを次の位置で定義する場合にこの要素を指定します。

<service-definition>−<business-process>−<activities>−<global>,<scope>,または<while>−<sub-sequence>要素以下

sub-sequence-ref要素とsub-sequence要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

sub-sequence

1回

補償コネクション遷移先のサブシーケンスを定義する要素です。

サブシーケンスを直接定義する場合にこの要素を指定します。

sub-sequence要素とsub-sequence-ref要素は,どちらか一方しか指定できません。

-

(26) sub-sequence-ref

要素名

出現パターン

内容

指定可能値

sub-sequence-ref

1回

次の位置で定義した分岐先のサブシーケンス,またはフォルト遷移先のサブシーケンスの参照先を定義します。

<service-definition>−<business-process>−<activities>−<global>,<scope>,または<while>−<sub-sequence>要素以下

-

@name-ref

1回

参照先のサブシーケンスの名称を指定します。

サブシーケンスの名称は,次の値で定義されています。

<sub-sequence>の@name

NCName型かつすべてのsub-sequence-ref要素間で一意な値