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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


3.2.2 リポジトリをエクスポートする

リポジトリのエクスポートでは,リポジトリを1つのZIPファイルにして,指定したディレクトリに保存することができます。

リポジトリのエクスポート方法には,次の2つがあります。

〈この項の構成〉

(1) リポジトリをエクスポートする

リポジトリをエクスポートする手順を次に示します。

  1. Eclipseのメニューから,[HCSC-Definer]−[定義情報管理]−[全定義情報エクスポート]を選択します。

    [リポジトリエクスポート]ダイアログが表示されます。

  2. 保存するディレクトリを指定し,保存するZIPファイルのファイル名を入力します。

  3. [保存]ボタンをクリックします。

    指定したディレクトリにZIPファイルが保存されます。

    保存先のディレクトリに同じファイル名称のファイルがある場合,上書きを確認するダイアログが表示されます。上書きしてよいときは,[はい]ボタンをクリックして保存します。

参考

必要に応じてリポジトリをエクスポートし,リポジトリのデータをバックアップすることをお勧めします。

(2) サービス定義の一部だけをエクスポートする

必要なサービスを選択してエクスポートする場合,次に示す情報を指定したディレクトリに保存することができます。

エクスポートの対象は複数選択できます。なお,エクスポート対象のビジネスプロセスに関連するユーザ定義受付も同時にエクスポートされます。

サービス定義の一部だけをエクスポートする手順を次に示します。

  1. Eclipseのメニューから,[HCSC-Definer]−[定義情報管理]−[サービスエクスポート]を選択します。

    サービスエクスポートウィザードのサービス選択ページが表示されます。

    [図データ]

  2. エクスポートするサービスのチェックボックスにチェックします。

    公開済みのサービスだけをチェックする場合は[表示中の公開サービスのみ選択]をクリックします。

  3. [参照]ボタンをクリックして保存するディレクトリを指定し,保存するZIPファイルのファイル名を入力します。

    ユーザ定義Javaクラスの有無がチェックされ,[次へ]ボタンまたは[終了]ボタンのどちらかが活性化します。

  4. 次のどれかの操作をします。

    ユーザ定義Javaクラスのソースファイルと前提ライブラリがともにない場合

    [終了]ボタンをクリックします。

    選択したサービス定義がZIPファイルに保存されます。

    ユーザ定義Javaクラスの前提ライブラリがあって,ソースファイルがない場合

    [次へ]ボタンをクリックします。

    サービスエクスポートウィザードのJavaライブラリファイル選択ページが表示されます。手順7.に進んでください。

    ユーザ定義Javaクラスのソースファイルがある場合

    [次へ]ボタンをクリックします。

    サービスエクスポートウィザードのJavaソースファイル選択ページが表示されます。次の手順に進んでください。

    [図データ]

  5. エクスポートするユーザ定義Javaクラスのチェックボックスにチェックします。

  6. 次のどちらかの操作をします。

    ユーザ定義Javaクラスの前提ライブラリがない場合

    [終了]ボタンをクリックします。

    前の画面で選択した内容と,選択したユーザ定義JavaクラスがZIPファイルに保存されます。

    ユーザ定義Javaクラスの前提ライブラリがある場合

    [次へ]ボタンをクリックします。

    サービスエクスポートウィザードのJavaライブラリファイル選択ページが表示されます。次の手順に進んでください。

  7. エクスポートするユーザ定義Javaクラスのチェックボックスにチェックします。

    [図データ]

  8. [終了]ボタンをクリックします。

    前の画面までに選択した内容と,選択したユーザ定義Javaクラスの前提ライブラリがZIPファイルに保存されます。