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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


2.2.2 使用するSOAPモード

サービスプラットフォームでシステムを開発する前に,使用するSOAPモードを選択します。

ここでは,SOAPモードの種類と各モードのサポート範囲について説明します。

注意事項

Service Architect 09-71からSOAPモードのデフォルトがSOAP1.1/1.2併用モードに変更になりました。

〈この項の構成〉

(1) SOAPモードの種類

SOAPモードの種類と,対応するWebサービス標準仕様および実行環境を示します。

(2) SOAPモードのサポート範囲

受付,サービスアダプタ,およびビジネスプロセスの機能とSOAPモードの対応を次の表に示します。

表2‒2 SOAPモードのサポート範囲

分類

機能名

SOAPモード

1.1

1.1/1.2併用

受付

標準受付(Webサービス(SOAP1.1))

標準受付(Webサービス(SOAP1.2))

×

標準受付(SessionBean)

標準受付(MDB(WS-R))

×

標準受付(MDB(DBキュー))

ユーザ定義受付

サービスアダプタ

SOAPアダプタ

SessionBeanアダプタ

×

MDB(WS-R)アダプタ

×

MDB(DBキュー)アダプタ

DBアダプタ

TP1アダプタ

ファイルアダプタ

Object Accessアダプタ

Message Queueアダプタ

FTPアダプタ

ファイル操作アダプタ

メールアダプタ

HTTPアダプタ

×

コマンドアダプタ

SFTPアダプタ

Kafkaアダプタ

汎用カスタムアダプタ

ビジネスプロセス

ビジネスプロセス

(凡例)

○:サポートしています。

×:サポートしていません。

WSDL定義のスタイルとSOAPモードの対応を次の表に示します。

表2‒3 SOAPモードのサポート範囲(WSDL定義のスタイル)

SOAPのバージョン

WSDL定義のスタイル

SOAPモード

1.1

1.1/1.2併用

SOAP1.1

rpc/literal

×

document/literal

SOAP1.2

rpc/literal

×

×

document/literal

×

(凡例)

○:サポートしています。

×:サポートしていません。

なお,SOAPモードとWebサービスを利用したサービス部品との関係については,「2.6.1 Webサービスを利用したサービス部品の適用範囲」を参照してください。