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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


2.1 開発環境を使用するためのセットアップ

サービスプラットフォームの開発環境を使用するためのセットアップ手順を次に示します。

  1. Service Architectをインストールします。

    詳細は,「2.1.2 インストール」を参照してください。

  2. Eclipseのアーカイブファイルを入手し,セットアップします。

    詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」の「2.4 Eclipseセットアップ機能を使用したセットアップ」およびマニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」の「2.5 Eclipseの設定」を参照してください。

  3. 必要に応じてテスト環境を構築します。

    HCSC簡易セットアップ機能を利用する場合

    詳細は,「2.4 テスト環境の簡易セットアップ」を参照してください。

    HCSC簡易セットアップ機能を利用しない場合

    マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」を参照して,運用・実行環境を構築してください。

    また,テスト環境で組み込みデータベースを利用する場合,「2.1.4 組み込みデータベースの構築」を参照してください。

  4. 環境設定をします。

    詳細は,「2.1.3 環境設定」を参照してください。

注意事項
  • テスト環境では,HCSCサーバ(J2EEサーバ)に,テストで使用するアプリケーション(サービスリクエスタおよびサービス部品)をデプロイできます。

    ただし,次に示す名称は予約されているため,デプロイするアプリケーションの名称として利用できません。

    ・「CSC」で始まる名称

    ・ビジネスプロセス,サービスアダプタのサービスID

    ・ユーザ定義受付の受付ID

  • テスト環境でビジネスプロセスをデバッグする場合は,必ずHCSC簡易セットアップ機能を利用してください。

  • HCSCTEプラグインを組み込んだEclipseを起動する際には,eclipse.iniファイルの-vmargsオプションに次の引数が指定されていることを確認してください。

    -Xbootclasspath/a:<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jaxp\lib\csmjaxp.jar;<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jaxp\lib\csmstax.jar

  • アプリケーションサーバおよびサービスプラットフォームが提供するEclipseのプラグイン機能以外の,Eclipseに関するサポートはしていません。Eclipseの使用方法やEclipseが表示するエラーの対処方法については,ユーザで調査,対処してください。

〈この節の構成〉