Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


4.3.2 SOAP Faultの詳細項目によるフォルト判別

ここでは,HCSCサーバランタイム定義ファイルのsoapfault-handling-modeプロパティにDETAILを指定した場合のフォルト判別方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) SOAP1.1のSOAP Fault

次の条件を満たすSOAP Faultがフォルトとして扱われます。

次のSOAPエンジンによってユーザ定義例外(フォルトbean)からマーシャルされたSOAP Faultの場合,この判別方法でフォルトとして扱われます。

フォルトとして扱われるSOAP1.1のSOAP Faultの例を次に示します。

図4‒3 フォルトとして扱われるSOAP1.1のSOAP Faultの例(詳細項目によるフォルト判別)

[図データ]

(2) SOAP1.2のSOAP Fault

次の条件を満たすSOAP Faultがフォルトとして扱われます。

次のSOAPエンジンによってユーザ定義例外(フォルトbean)からマーシャルされたSOAP Faultの場合,この判別方法でフォルトとして扱われます。

フォルトとして扱われるSOAP1.2のSOAP Faultの例を次に示します。

図4‒4 フォルトとして扱われるSOAP1.2のSOAP Faultの例(詳細項目によるフォルト判別)

[図データ]