4.3.2 SOAP Faultの詳細項目によるフォルト判別
ここでは,HCSCサーバランタイム定義ファイルのsoapfault-handling-modeプロパティにDETAILを指定した場合のフォルト判別方法について説明します。
(1) SOAP1.1のSOAP Fault
次の条件を満たすSOAP Faultがフォルトとして扱われます。
-
SOAP Faultのdetail要素の直下の子要素が,名前空間を含めてWSDLフォルト名と一致している
次のSOAPエンジンによってユーザ定義例外(フォルトbean)からマーシャルされたSOAP Faultの場合,この判別方法でフォルトとして扱われます。
-
Cosminexus Web Services
-
Cosminexus JAX-WS
フォルトとして扱われるSOAP1.1のSOAP Faultの例を次に示します。
(2) SOAP1.2のSOAP Fault
次の条件を満たすSOAP Faultがフォルトとして扱われます。
-
SOAP FaultのDetail要素の直下の子要素が,名前空間を含めてWSDLフォルト名と一致している
次のSOAPエンジンによってユーザ定義例外(フォルトbean)からマーシャルされたSOAP Faultの場合,この判別方法でフォルトとして扱われます。
-
Cosminexus JAX-WS
フォルトとして扱われるSOAP1.2のSOAP Faultの例を次に示します。