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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


3.1.3 Java呼び出し

〈この項の構成〉

(1) 機能

Java呼び出しでは,サービスプラットフォームが提供する専用のインターフェースを実装したJavaクラスを実行することができます。

サービスプラットフォームが提供する機能だけでビジネスプロセスが定義できないような場合に,ユーザが作成するJavaプログラムを使用して,XML電文の変換や判定などの処理を実行できます。

Java呼び出しでJavaプログラムを実行する場合の流れを次の図に示します。

図3‒3 Java呼び出しでJavaプログラムを実行する場合の流れ

[図データ]

(2) 使用するアクティビティ

Java呼び出しには,Java呼出アクティビティを使用します。

Java呼出アクティビティの引数に定義した電文やビジネスプロセス上の変数でJavaプログラムを実行します。

Javaプログラムの戻り値は,Java呼出アクティビティの戻り値に定義した電文やビジネスプロセス上の変数になります。

なお,実行するJavaプログラムは,サービスプラットフォームの開発環境のJava呼出アクティビティを使用し,Javaエディタ上で作成する必要があります。