2.15.15　WWW認証を使用したセキュアな接続

HTTPアダプタでは，WWW認証を使用して対象のサーバと安全に接続できます。

WWW認証を使用するには，要求電文（ヘッダ），HTTPアダプタ実行環境プロパティファイル，またはHTTPアダプタ実行環境共通プロパティファイルでの設定が必要です。

WWW認証に関する設定個所および設定内容を次に示します。

表2‒101　WWW認証に関する設定項目
項目	設定個所	設定項目	設定する値
認証タイプ	要求電文（ヘッダ）	http-header-Authorization要素のtype属性	次のどちらかを設定します。 none WWW認証を使用しません。 raw WWW認証を使用します。 basic ベーシック認証を使用します。
認証タイプ	HTTPアダプタ実行環境プロパティファイル，HTTPアダプタ実行環境共通プロパティファイル	adphttp.request.header.authorization.typeプロパティ
認証情報	要求電文（ヘッダ）	http-header-request/http-header-Authorization要素	WWW認証の認証情報を指定します。
認証情報	HTTPアダプタ実行環境プロパティファイル，HTTPアダプタ実行環境共通プロパティファイル	adphttp.request.header.authorizationプロパティ	WWW認証の認証情報を指定します。