2.12.7 KafkaアダプタのJSON-XML変換機能
Kafkaアダプタのボディ要求電文に設定されたXML形式のデータをJSON形式に変換します。JSON-XML変換したJSON形式データは,Kafkaに送信するメッセージの値に格納されます。JSON形式で使用できる文字コードはUTF-8です。
KafkaアダプタでJSON形式データを送信する場合のデータの流れを次に示します。
図中の1.〜4.について説明します。
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ビジネスプロセスからKafkaアダプタにボディ要求電文(XML形式)が渡されます。
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KafkaアダプタのJSON-XML変換機能を使用して,XML形式のボディ要求電文をJSON形式に変換します。
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Kafkaアダプタが生成したメッセージの値にJSON形式のデータを設定します。
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Kafkaアダプタがメッセージを送信します。
KafkaアダプタでJSON-XML変換をするどうかは,Kafkaアダプタ定義ファイルで設定します。Kafkaアダプタ定義ファイルの設定については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.13.1 Kafkaアダプタ定義ファイル」を参照してください。
JSON-XML変換機能では,変換処理の動作定義を設定できます。Kafkaアダプタ定義ファイルにJSON-XML変換定義ファイルが指定されていた場合,JSON-XML変換定義ファイルの設定がJSON-XML変換機能に反映されます。なお,JSON-XML変換定義ファイルが指定されていない場合は,デフォルト値が設定されます。JSON-XML変換定義ファイルは,Kafkaアダプタの起動時に読み込まれます。
JSON-XML変換定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.15.1 JSON-XML変換定義ファイル」を参照してください。