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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


2.12.7 KafkaアダプタのJSON-XML変換機能

Kafkaアダプタのボディ要求電文に設定されたXML形式のデータをJSON形式に変換します。JSON-XML変換したJSON形式データは,Kafkaに送信するメッセージの値に格納されます。JSON形式で使用できる文字コードはUTF-8です。

KafkaアダプタでJSON形式データを送信する場合のデータの流れを次に示します。

図2‒110 KafkaアダプタでJSON形式データを送信する場合のデータの流れ

[図データ]

図中の1.〜4.について説明します。

  1. ビジネスプロセスからKafkaアダプタにボディ要求電文(XML形式)が渡されます。

  2. KafkaアダプタのJSON-XML変換機能を使用して,XML形式のボディ要求電文をJSON形式に変換します。

  3. Kafkaアダプタが生成したメッセージの値にJSON形式のデータを設定します。

  4. Kafkaアダプタがメッセージを送信します。

KafkaアダプタでJSON-XML変換をするどうかは,Kafkaアダプタ定義ファイルで設定します。Kafkaアダプタ定義ファイルの設定については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.13.1 Kafkaアダプタ定義ファイル」を参照してください。

JSON-XML変換機能では,変換処理の動作定義を設定できます。Kafkaアダプタ定義ファイルにJSON-XML変換定義ファイルが指定されていた場合,JSON-XML変換定義ファイルの設定がJSON-XML変換機能に反映されます。なお,JSON-XML変換定義ファイルが指定されていない場合は,デフォルト値が設定されます。JSON-XML変換定義ファイルは,Kafkaアダプタの起動時に読み込まれます。

JSON-XML変換定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.15.1 JSON-XML変換定義ファイル」を参照してください。