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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


2.5.1 Reliable Messagingとの関係

DBキューを使った非同期のサービス部品呼び出しでも,Reliable Messagingを使用します(通常は,TP1/EEと連携するために使用します。TP1/EE側ではDBキューという名前で呼びます)。

サービスリクエスタ側のTP1/EEとのインターフェースには受信用共用キューを,サービス部品側のTP1/EEとのインターフェースには送信用共用キューを使用します。

なお,非同期(MDB(DBキュー))の標準受付から,非同期のMDB(DBキュー)アダプタを呼び出すことはできません。必ず異なるプロトコルのリクエスト受付またはサービスアダプタと組み合わせて使用する必要があります。Reliable Messagingとの関係を次の図に示します。

図2‒41 Reliable Messagingとの関係

[図データ]

[図データ]

注意事項

実行環境内とHiRDBに別々のキューがそれぞれ作成されるわけではありません。データベース上のキューは同一のシステム上に作成されるため,実行環境内のキューとHiRDBのキューは同じものになります。TP1/EE側のDBキューも同様です。