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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


1.1.6 配備定義機能

HCSCコンポーネントの配備は,開発環境と運用環境でリポジトリを介して相互に情報をやり取りしながら実施します。

HCSCコンポーネントの配備の概要について,次の図に示します。

図1‒9 HCSCコンポーネントの配備

[図データ]

運用環境では,HCSCサーバおよびクラスタのセットアップ時に,リポジトリにある実行環境の構成情報(システム構成定義)が更新されます。更新されたシステム構成定義は,リポジトリの管理機能でエクスポートします。

開発環境では,運用環境でエクスポートしたHCSCサーバおよびクラスタのセットアップ情報を含むシステム構成定義をリポジトリにインポートし,システム構成定義にHCSCコンポーネントをどのHCSCサーバに配備するかを定義(配備定義)して更新し,更新したシステム構成定義をエクスポートします。

ポイント

開発環境で配備定義するときは,サービス部品をクラスタ,または単一のHCSCサーバ単位で配置します。

そのあと,運用環境では,開発環境で更新したシステム構成定義をリポジトリにインポートします。システム構成定義の内容に従って,実行環境へHCSCコンポーネントを配備します。

リポジトリのエクスポートについては,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「4.2 リポジトリのエクスポート」を参照してください。リポジトリのインポートについては,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「4.3 リポジトリのインポート」を参照してください。