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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)


17.1 メッセージの記述形式

この章でのメッセージの記述形式を次に示します。

なお,「可変値に関する説明」,[内容],[意味],[要因],「システムの処理」および「対策」はメッセージによって記述しないものもあります。

次に,各項目について説明します。

KFCBnnnnn

メッセージIDを表します。

メッセージIDを構成する要素について,次に説明します。

KFCB

TPBrokerが出力するメッセージのプリフィックスを示します。

nnnnn

TPBrokerで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには,5けたの固有の番号が付いています。

Y

メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。

メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。

E(Error)

エラーレベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。

W(Warning)

警告レベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。

メッセージが出力されたあとも処理を続行します。

I(Information)

システムの動作を通知するメッセージです。

メッセージが出力されたあとも処理を続行します。

メッセージテキスト

TPBrokerが出力するメッセージテキストを表します。

なお,メッセージテキスト中の可変値(メッセージが出力される状況によって変わる値)は「xx....xx」(xxは英小文字)の形式で示します。

可変値に関する説明

メッセージテキスト中の可変値に表示される情報を「xx....xx:表示される情報」(xxは英小文字)の形式で示します。可変値に関する説明の記述例を次に示します。

(例)

aa....aa:ファイル名

bb....bb:アプリケーション名

内容または意味

メッセージに対する補足説明を示します。

要因

メッセージが通知された要因を示します。

システムの処理

システムがメッセージを出力したあとに実行する主な処理を示します。

対策

メッセージ確認時のTPBroker管理者の処置を示します。なお,対処方法の「保守員に連絡してください」とは,購入時の契約に基づいて,システム管理者が弊社問い合わせ窓口へ連絡することを示します。