Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引


createCall

インタフェース名:Service

機能

指定したポートとオペレーションに関連づけられたCallオブジェクトを生成します。このメソッドは,ServiceオブジェクトがWSDLの情報を保持している状態で,初期化されたCallオブジェクトを生成するために使用されます。生成されたCallオブジェクトを初期化する必要はありません。

構文
public Call createCall(javax.xml.namespace.QName portName
                       javax.xml.namespace.QName operationName)
                throws ServiceException
引数
表13‒29 createCallメソッドの引数

仮引数名

名称

in/out

説明

portName

ポートのQName

in

ポートのQNameを指定します。

operationName

オペレーションのQName

in

オペレーションのQNameを指定します。

戻り値

Callオブジェクトを返します。

例外

ServiceオブジェクトがWSDLを読み込んでポートの情報を保持している状態では,次の場合にServiceException例外がスローされます。

  • portNameまたはoperationNameにnullを指定した場合

  • 指定したportNameをServiceオブジェクトが保持していない場合

  • 指定したoperationNameをServiceオブジェクトが保持していない場合

また,Callオブジェクトの生成でエラーが発生した場合もServiceException例外がスローされます。