5.1　メッセージング形態のSOAPアプリケーション開発の流れ

メッセージング形態のSOAPアプリケーションを新規に開発する場合の流れを示します。

図5‒1　メッセージング形態のSOAPアプリケーションの新規開発

メッセージング形態のSOAPアプリケーションを新規に開発する場合，サーバ側の処理を実装し，実装したJavaクラスからサービスデプロイ定義を生成します。また，SAAJを使用して，クライアント側の処理を実装します。

SOAPアプリケーションを新規に開発する場合の手順を示します。括弧内の数字は，開発例の参照先を示します。

1. サーバ側の処理を実装する（6.2）

   ReqResListenerインタフェースを実装します。

2. サービスデプロイ定義を生成する（6.3）

   実装したJavaクラスをSOAPアプリケーションとして利用するための定義ファイルを生成します。

3. クライアント側の処理を実装する（6.5）

   SAAJを使用して，SOAPサービスを利用するクライアント側の処理を実装します。

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