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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引


1.4.2 WSDLの概要

WSDLとはインタフェース定義の言語仕様の一つで,開発したプログラムにアクセスするためのインタフェース定義を記述します。

記述形式にXMLの技術を採用し,開発したプログラムのオブジェクトが提供する機能,および使用するパラメタを,XMLタグの形式で表現できるようにします。WSDLを利用することで,SOAPアプリケーション同士でコミュニケーションを取るときにインタフェース定義を共有できます。SOAPアプリケーション開発支援機能では,SOAPアプリケーション開発支援機能で提供する開発支援コマンドによってWSDLからSOAPアプリケーションに必要なソースコードを生成できます。

次に,WSDL 1.1で規定されているWSDLの構造を示します。

図1‒4 WSDLの構造

[図データ]

SOAPアプリケーション開発支援機能とWSDL 1.1のサポート範囲の関係については,「12.2 WSDL 1.1との対応」を参照してください。