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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


20.2.2 SOAPボディおよびSOAPヘッダと参照先のwsdl:part要素の記述について

wsdl:input要素とwsdl:output要素の子要素として記述するSOAPボディおよびSOAPヘッダの記述と,SOAPボディおよびSOAPヘッダから参照されるwsdl:part要素の記述について説明します。

以降では,SOAP 1.1仕様の場合を例に説明します。SOAP 1.2仕様の場合は,名前空間や要素名,属性値などを読み替えてください。

〈この項の構成〉

(1) SOAPヘッダを定義しない場合

soap:body要素にparts属性を記述する場合でも,記述しない場合でも,親要素となるwsdl:input要素またはwsdl:output要素から参照されるwsdl:message要素の子要素には,wsdl:part要素を1個だけ記述してください。

soap:header要素を記述しない場合の記述例を次の図に示します。

図20‒3 soap:header要素を記述しない場合の記述例

[図データ]

(2) SOAPヘッダを定義する場合

soap:header要素を記述する場合,次に示す内容に従って定義してください。

soap:header要素を記述する場合の記述例を次の図に示します。

図20‒4 soap:header要素を記述する場合の記述例

[図データ]