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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


16.2.19 javax.xml.ws.soap.Addressingアノテーション

javax.xml.ws.soap.Addressingアノテーションは,アドレッシング機能を使用する場合に必要です。

javax.xml.ws.soap.Addressingアノテーションについて,次に説明します。

Webサービス側

サービス実装クラスでだけ指定できます。

Webサービスクライアント側

ポートをインジェクトするフィールドまたはsetterメソッドに指定できます。詳細については,「10.21.1(4) フィーチャの有効化」を参照してください。それ以外のフィールドやメソッドに指定した場合は無視されます。

javax.xml.ws.soap.Addressingアノテーションを使用したカスタマイズ例を次の図に示します。

図16‒25 javax.xml.ws.soap.Addressingアノテーションを使用したカスタマイズ例(Webサービス側)

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) enabled要素(javax.xml.ws.soap.Addressing)

enabled要素では,Webサービスでアドレッシング機能を有効にするかどうかを指定します。"true"を指定した場合はアドレッシング機能が有効に,"false"を指定した場合はアドレッシング機能は無効となります。デフォルト値は"true"です。

enabled要素はWebサービス開始時に参照されるだけです。hwsgenコマンドの実行時には解釈されません。

(2) required要素(javax.xml.ws.soap.Addressing)

required要素では,Webサービスを呼び出す場合のリクエストメッセージに,アドレッシング・ヘッダを必須とするかどうかを指定します。"true"を指定した場合はアドレッシング・ヘッダが必須に,"false"を指定した場合はアドレッシング・ヘッダは任意となります。デフォルト値は"false"です。

required要素はWebサービス開始時に参照されるだけです。hwsgenコマンドの実行時には解釈されません。

(3) responses要素(javax.xml.ws.soap.Addressing)

responses要素は,WS-Addressingが有効の場合に,エンドポイントが要求する応答エンドポイントの種別を指定します。responses要素に指定できる値を次の表に示します。

表16‒23 responses要素に指定できる値

項番

responses要素の値

説明

1

javax.xml.ws.soap.AddressingFeature.Responses.ALL

デフォルト値です。

すべてのURIを指定できます。

2

javax.xml.ws.soap.AddressingFeature.Responses.ANONYMOUS

匿名のURIだけを指定できます。

3

javax.xml.ws.soap.AddressingFeature.Responses.NON_ANONYMOUS

非匿名のURIだけを指定できます。

responses要素の要素値にjavax.xml.ws.soap.AddressingFeatures.Responses.ANONYMOUSを指定した場合,エンドポイントに送信するメッセージのアドレッシング・ヘッダのwsa:ReplyTo要素およびwsa:FaultTo要素に匿名URIを指定する必要があります。非匿名URIを指定すると,javax.xml.ws.WebServiceExceptionを返します。

responses要素の要素値にjavax.xml.ws.soap.AddressingFeatures.Responses.NON_ANONYMOUSを指定した場合,非匿名URIを指定する必要があります。匿名URIを指定すると,javax.xml.ws.WebServiceExceptionを返します。

デフォルトではjavax.xml.ws.soap.AddressingFeatures.Responses.ALLを指定した場合と同様で,すべてのURIを指定できます。

responses要素は,Webサービス開始時に参照されるだけです。hwsgenコマンドの実行時には解釈されません。