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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


16.2.10 javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーション

javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションは,SEIのサービスメソッドの引数や戻り値に指定します。指定すると,生成されるリクエストbean,またはレスポンスbeanのプロパティのjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションにマッピングされます。

javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションは,wrapperスタイルで指定します。non-wrapperスタイルで指定した場合の動作の保証はされません。

javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションを使用したマッピングの例を次の図に示します。

図16‒18 javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションを使用したマッピングの例

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) name要素(javax.xml.bind.annotation.XmlElement)

name要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのname要素にマッピングされます。

javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションが,javax.jws.WebParamアノテーションまたはjavax.jws.WebResultアノテーションと同時に存在する場合の注意事項を次に示します。

(2) namespace要素(javax.xml.bind.annotation.XmlElement)

namespace要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのnamespace要素にマッピングされます。

javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションが,javax.jws.WebParamアノテーションまたはjavax.jws.WebResultアノテーションと同時に存在する場合の注意事項を次に示します。

(3) nillable要素(javax.xml.bind.annotation.XmlElement)

nillable要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのnillable要素にマッピングされます。

nillable要素には,trueまたはfalseの値を指定できます。falseの値を指定した場合,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティのjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションにnillable要素はマッピングされません。

(4) required要素(javax.xml.bind.annotation.XmlElement)

required要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのrequired要素にマッピングされます。

required要素には,trueまたはfalseの値を指定できます。falseの値を指定した場合,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティのjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションにrequired要素はマッピングされません。