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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


16.2.6 javax.jws.WebMethodアノテーション

javax.jws.WebMethodアノテーションは,オペレーションのマッピングをカスタマイズするときに使用できます。

javax.jws.WebMethodアノテーションを使用したカスタマイズ例を次の図に示します。

図16‒14 javax.jws.WebMethodアノテーションを使用したカスタマイズ例

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) exclude要素(javax.jws.WebMethod)

Webサービス実装クラスが持つpublicメソッドのうち,オペレーションとして公開したくないpublicメソッドは,exclude要素の要素値が"true"のjavax.jws.WebMethodアノテーションでアノテートすることで,マッピングされるオペレーションから除外できます。継承した親クラスが持つメソッドの場合,そのメソッドをオーバーライドし,exclude要素の要素値が"true"のjavax.jws.WebMethodアノテーションでアノテートすることで,マッピングされるオペレーションから除外できます。

exclude要素を指定するときの注意事項について説明します。

(2) operationName要素(javax.jws.WebMethod)

operationName要素は,オペレーション名のマッピングをカスタマイズするときに指定します。operationName要素に要素値を指定すると,オペレーション名をマッピングのデフォルト値に持つメッセージ名がカスタマイズできます。non-wrapperスタイルの場合は,グローバル要素名およびパート名もカスタマイズできます。

operationName要素を指定するときの注意事項について説明します。

(3) action要素(javax.jws.WebMethod)

action要素は,SOAPオペレーションのアクションにマッピングされます。action要素には,RFC 2396で規定されたxsd:anyURIを満たす文字を指定できますが,指定した値はランタイムでは無視されます。