Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


13.1.2 共通定義ファイルの設定項目

共通定義ファイルを使用して,システム共通の動作定義を設定します。共通定義ファイルのファイル名,保存ディレクトリ名,および設定項目について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ファイル名

共通定義ファイルのファイル名を示します。

cjrconf.properties

(2) 保存先ディレクトリ

共通定義ファイルの保存先ディレクトリを示します。保存先ディレクトリは固定です。

<Application Serverのインストールディレクトリ>\jaxrs\conf

(3) 設定項目

設定するキー名称と指定内容の一覧を次の表に示します。

表13‒1 共通定義ファイルの設定項目

項番

設定項目

キー名称

指定内容

デフォルト値

1

稼働ログの出力レベル

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.message.level

稼働ログの出力レベルを指定します。

ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEのどれかを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「39.3.4 ログの重要度と出力条件」を参照してください。

INFO

2

稼働ログの面数

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.message.file_num

稼働ログの面数を指定します。

数字(1〜16)を指定します。

2

3

稼働ログの容量

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.message.file_size

稼働ログの容量を指定します。

4096〜16777216の数字(単位:バイト)を指定します。

2097152

4

保守ログの出力

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.maintenance.level

保守ログを出力するかどうかを指定します。

ALLを指定した場合

保守ログが出力されます。

NONEを指定した場合

保守ログが出力されません。

ALL

5

保守ログの面数

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.maintenance.file_num

保守ログの面数を指定します。

1〜16の数字を指定します。

2

6

保守ログの容量

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.maintenance.file_size

保守ログの容量を指定します。

4096〜16777216の数字(単位:バイト)を指定します。

16777216

7

例外ログの出力レベル

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.exception.level

例外ログの出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEのどれかを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「39.3.4 ログの重要度と出力条件」を参照してください。

INFO

8

例外ログの面数

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.exception.file_num

例外ログの面数を指定します。1〜16の数字を指定します。

2

9

例外ログの容量

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.exception.file_size

例外ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)を指定します。

16777216

10

通信ログの出力

レベル(Webリソース側)※1

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.transport.server.level

Webリソース側での通信ログの出力レベルを指定します。※2

NONEを指定した場合

通信ログが出力されません。

ALLを指定した場合

送受信したHTTPヘッダとエンティティボディの両方が常に通信ログに出力されます。

HEADERを指定した場合

送受信したメッセージのHTTPヘッダが常に通信ログに出力されます。

NONE

11

通信ログの出力

レベル(Webリソースクライアント側)

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.transport.client.level

Webリソースクライアント側での通信ログの出力レベルを指定します。※2

NONEを指定した場合

通信ログが出力されません。

ALLを指定した場合

送受信したHTTPヘッダとエンティティボディの両方が常に通信ログに出力されます。

HEADERを指定した場合

送受信したメッセージのHTTPヘッダが常に通信ログに出力されます。

NONE

12

通信ログの面数

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.transport.file_num

通信ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。

2

13

通信ログの容量

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.transport.file_size

通信ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)を指定します。

16777216

14

通信ログの文字エンコーディング

com.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.transport.encoding

通信ログの文字エンコーディングを指定します。J2SE 6.0でサポートされているエンコーディングについては,J2SE 6.0のドキュメントを確認してください。

DEFAULTを指定した場合,通信ログのエンコーディングはデフォルトのプラットフォームエンコーディングとなります。

DEFAULT

15

WADLの発行の抑止※1

com.sun.jersey.config.feature.DisableWADL

WADLの発行を抑止するかどうかを指定します。※2

trueを指定した場合

WADLの発行を抑止します。

falseを指定した場合

WADLの発行を抑止しません。

false

16

JSON POJOマッピングの有効化※1,※3

com.sun.jersey.api.json.POJOMappingFeature

JSON POJOマッピングを有効にするかどうかを指定します。※2

trueを指定した場合

JSON POJOマッピングを有効にします。

falseを指定した場合

JSON POJOマッピングを有効にしません。

false

17

自動リダイレクト※3

com.sun.jersey.client.property.followRedirects

HTTPリダイレクト(HTTPステータスコードが300番台の要求)に自動的に従うべきかどうかを設定します。

trueを指定した場合

HTTPリダイレクトに自動的に従います。

falseを指定した場合

HTTPリダイレクトに自動的には従いません。

この項目を指定したときの動作は,Java SEのHttpURLConnectionクラスのsetInstanceFollowRedirectsメソッドで引数にこの項目の設定値を指定して呼び出した場合と同じになります。※2

true

18

クライアントソケットの接続タイムアウト値※3

com.sun.jersey.client.property.connectTimeout

クライアントソケットの接続タイムアウト値を指定します。

このプロパティで指定したタイムアウト値は,Webリソース呼び出し時に適用されます。

0〜2147483647の数字(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定した場合,タイムアウトされません。

OSのTCP接続に関連する設定を変更している場合,OSの設定値が優先されることがあります。

0

19

クライアントソケットの読み込みタイムアウト値※3

com.sun.jersey.client.property.readTimeout

クライアントソケットの読み込みタイムアウト値を指定します。

このプロパティで指定したタイムアウト値は,Webリソース呼び出し時に適用されます。

0〜2147483647の数字(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定した場合,タイムアウトされません。

OSのTCP接続に関連する設定を変更している場合,OSの設定値が優先されることがあります。

0

20

チャンク転送エンコーディング※3

com.sun.jersey.client.property.chunkedEncodingSize

チャンク転送エンコーディングを使用するかどうかを,0〜2147483647の数字(単位:バイト)で指定します。0を指定した場合,デフォルト値が適用されます。

この項目を指定したときの動作は,Java SEのHttpURLConnectionクラスのsetChunkedStreamingModeメソッドで引数にこの項目の設定値を指定して呼び出した場合と同じになります。

4096

21

例外発生時のレスポンスエンティティのバッファリング※3

com.sun.jersey.client.property.bufferResponseEntityOnException

UniformInterfaceExceptionが発生した場合,HTTPレスポンスにエンティティがあれば,自動的にバッファリングし,ストリームを閉じるかどうかを指定します。※2

trueを指定した場合

HTTPレスポンスのエンティティを自動的にバッファリングし,ストリームを閉じます。

falseを指定した場合

HTTPレスポンスのエンティティのストリームは自動的には閉じられません。

true

注※1

Webリソース側では,プロパティに指定した値より,サーブレット初期化パラメタに指定した値が優先されます。

注※2

プロパティの値は大文字と小文字とが区別されません。無効な値が指定されている場合は,デフォルト値と見なされます。

注※3

クライアント側では,プロパティに指定した値より,クライアントAPIで指定した値が優先されます。

(4) 設定を変更する場合

プロセス別の定義ファイルを使用していないすべてのJ2EEサーバを停止してから,共通定義ファイルの設定を変更してください。プロセス別の定義ファイルについては,「10.1.3 プロセス別の定義ファイルの設定」を参照してください。

ログ関連の設定を変更する場合,必要に応じてログを退避してから設定を変更してください。