Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス API編


getRootApInfoメソッド

〈このページの構成〉

説明

現在のスレッドが保持している性能解析トレースのルートアプリケーション情報を文字列表現で返します。

ルートアプリケーション情報の文字列表現とは,ルートアプリケーション情報を構成するIPアドレス,プロセスID,および通信番号をスラッシュ(/)で区切ったものです(最大長45)。

例: "10.209.15.130/1234/0x0000000000000001"

ルートアプリケーション情報の文字列表現をログファイルなどに記録することによって,任意のタイミングで性能解析トレースファイルとの突き合わせが可能となるため,トラブルシュートに役立てることができます。

性能解析トレースのルートアプリケーション情報取得については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「7.4 性能解析トレースのルートアプリケーション情報取得のための実装」を参照してください。ルートアプリケーション情報を利用したログ調査については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「7.7.7 ルートアプリケーション情報を利用したログ調査」を参照してください。

形式

public static final String getRootApInfo();

パラメタ

なし

例外

なし

戻り値

ルートアプリケーション情報の文字列表現。

次の場合には,nullを返します。