Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス API編


2.4 javax.ejbパッケージ

javax.ejbパッケージに含まれるアノテーションの一覧を次の表に示します。

アノテーション一覧

アノテーション名

機能

@AccessTimeout

Container Managed Concurrencyが設定されたSingleton Session Beanの,同時アクセスのタイムアウト値を設定します。

@AfterBegin

Stateful Session Beanの,トランザクション開始直後にコールバックされるメソッドに設定します。

@AfterCompletion

Stateful Session Beanの,トランザクション決着後にコールバックされるメソッドに設定します。

@ApplicationException

アプリケーション例外とする例外クラスに設定します。

@Asynchronous

非同期で実行するビジネスメソッドに設定します。

Stateless Session BeanまたはSingleton Session Beanのクラス,メソッドに設定します。

@BeforeCompletion

Stateful Session Beanの,トランザクション決着直前にコールバックされるメソッドに設定します。

@ConcurrencyManagement

Singleton Session BeanのConcurrencyManagementの種類を設定します。Singleton Session Beanのクラスにだけ設定します。

@DependsOn

Singleton Session Bean同士の依存関係を指定するために設定します。Singleton Session Beanのクラスにだけ設定します。

@EJB

EJBのビジネスインタフェースまたはホームインタフェースへの参照を設定します。

@EJBs

@EJBを複数設定します。

@Init

Stateful Session Beanのホームインタフェースで定義したcreate<METHOD>()を実行した際,コールバックするメソッドに設定します。

@Local

Enterprise Beanのローカルビジネスインタフェースを設定します。

@LocalBean

Session BeanをNo-Interface viewとして指定する場合に設定します。Session Beanのクラスにだけ設定します。

@LocalHome

ローカルホームインタフェース,およびローカルコンポーネントインタフェースを使用した呼び出しをサポートするEnterprise Beanのクラスに設定します。

@Lock

Container Managed Concurrencyが設定されたSingleton Session Beanの,ビジネスメソッドへのアクセス時の排他制御の方法を設定します。

@PostActivate

Stateful Session Beanが活性化された直後にコールバックするメソッドに設定します。

@PrePassivate

Stateful Session Beanが非活性化される直前にコールバックするメソッドに設定します。

@Remote

Enterprise Beanのリモートビジネスインタフェースを設定します。アノテーションをインタフェースに設定した場合,そのインタフェースがリモートビジネスインタフェースとなります。

@RemoteHome

リモートホームインタフェース,およびリモートコンポーネントインタフェースを使用した呼び出しをサポートするEnterprise Beanのクラスに設定します。

@Remove

Stateful Session Beanを削除する働きを持つビジネスメソッドに設定します。

@Schedule

EJBタイマーサービスの,カレンダーベースの自動生成タイマーがコールバックされるタイムアウトメソッドに設定します。

@Schedules

@Scheduleを複数設定します。コールバックされるタイムアウトメソッドに設定します。

@Singleton

Singleton Session Beanのクラスに設定します。

@Startup

アプリケーション開始時にSingleton Session Beanを同時に開始する場合に設定します。Singleton Session Beanのクラスに設定します。

@Stateful

Stateful Session Beanのクラスに設定します。

@Stateless

Stateless Session Beanのクラスに設定します。

@Timeout

TimerService使用時にコールバックするタイムアウトメソッドに設定します。

@TransactionAttribute

Enterprise BeanがCMTで動作する場合のトランザクション属性を設定します。

@TransactionManagement

Enterprise Beanのトランザクション管理種別を設定します。

〈この節の構成〉