2.1.1　javax.annotationパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲

javax.annotationパッケージのアノテーションの適用範囲を説明します。ここでは，コンポーネントごとに記述できるアノテーションを説明します。

〈この項の構成〉

(1)　WARファイル（Servlet 4.0/Servlet 3.1/Servlet 3.0対応）
(2)　WARファイル（Servlet 2.5対応）
(3)　EJB-JARファイル（EJB3.1/3.0対応）
(4)　ライブラリJARのServlet/JSP仕様のクラス
(5)　ライブラリJARのその他のクラス

(1)　WARファイル（Servlet 4.0/Servlet 3.1/Servlet 3.0対応）

WARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒1　WARファイル（Servlet 4.0/Servlet 3.1/Servlet 3.0対応）に記述できるアノテーション（javax.annotationパッケージ）
アノテーション名	Servlet仕様						JSP仕様				インターセプタ（CDI対象）	例外クラス	ManagedBean（JSF）	その他のクラス
	サーブレット	サーブレット（API）	サーブレットフィルタ	サーブレットフィルタ（API）	イベントリスナ	イベントリスナ（API）	JSPファイル	タグハンドラ		タグライブラリイベントリスナ
	サーブレット	サーブレット（API）	サーブレットフィルタ	サーブレットフィルタ（API）	イベントリスナ	イベントリスナ（API）	JSPファイル	クラシックタグハンドラ	シンプルタグハンドラ	タグライブラリイベントリスナ
@ManagedBean	−	−	−	−	−	−	−	−	−	−	−	−	−	○
@PostConstruct	○	−	○	−	○	−	−	○	○	×	○	−	○^※1	○^※3
@PreDestroy	○	−	○	−	○	−	−	○	○	×	○	−	○^※1	○^※3
@Priority	−	−	−	−	−	−	−	−	−	−	○	−	−	○
@Resource	○	−	○	−	○	−	−	○	○	×	○^※2	−	○	○^※3
@Resources	○	−	○	−	○	−	−	○	○	×	×	−	○	×

（凡例）

○：対応する。

×：アプリケーションサーバでは対応しない。

−：標準仕様で対応していない。

注※1

JSFに依存するアノテーションです。サポート範囲については，JSF仕様のドキュメントを参照してください。

注※2

DIの実行可否は，インターセプタの指定方法やインターセプタメソッドの種類によって非サポートの場合があります。詳細については，マニュアル「アプリケーションサーバ機能解説基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「15.　Interceptors」を参照してください。

注※3

該当するコンポーネントがCDIの機能を含むコンポーネントの場合だけ使用できます。

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(2)　WARファイル（Servlet 2.5対応）

WARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒2　WARファイル（Servlet 2.5対応）に記述できるアノテーション（javax.annotationパッケージ）
アノテーション名	Servlet仕様			JSP仕様				その他のクラス
	サーブレット	サーブレットフィルタ	イベントリスナ	JSPファイル	タグハンドラ		タグライブラリイベントリスナ
	サーブレット	サーブレットフィルタ	イベントリスナ	JSPファイル	クラシックタグハンドラ	シンプルタグハンドラ	タグライブラリイベントリスナ
@PostConstruct	○	○	○	−	○	○	×	−
@PreDestroy	○	○	○	−	○	○	×	−
@Resource	○	○	○	−	○	○	×	−
@Resources	○	○	○	−	○	○	×	−

（凡例）

○：対応する。

×：アプリケーションサーバでは対応しない。

−：標準仕様で対応していない。

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(3)　EJB-JARファイル（EJB3.1/3.0対応）

EJB-JARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒3　EJB-JARファイル（EJB3.1/3.0対応）に記述できるアノテーション（javax.annotationパッケージ）
アノテーション名	Enterprise Bean						インターセプタ（CDI対象）	例外クラス	その他のクラス
	インタフェース	Session Bean	Entity Bean	Message-driven Bean	インターセプタ
	インタフェース	Session Bean	Entity Bean	Message-driven Bean	デフォルトインターセプタ以外	デフォルトインターセプタ
@ManagedBean	−	−	−	−	−	−	−	−	○
@PostConstruct	−	○	−	×	○	○	○	−	○^※2
@PreDestroy	−	○	−	×	○	○	○	−	○^※2
@Priority	−	−	−	−	○	−	○	−	○
@Resource	−	○	−	×	○^※1	○	○^※1	−	○^※2
@Resources	−	○	−	×	○^※1	○	×	−	×

（凡例）

○：対応する。

×：アプリケーションサーバでは対応しない。

−：標準仕様で対応していない。

注※1

注※2

該当するコンポーネントがCDIの機能を含むコンポーネントの場合だけ使用できます。

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(4)　ライブラリJARのServlet/JSP仕様のクラス

ライブラリJARのServlet/JSP仕様のクラスに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒4　ライブラリJAR（Servlet/JSP）に記述できるアノテーション（javax.annotationパッケージ）
アノテーション名	Servlet仕様						JSP仕様
	サーブレット	サーブレット（API）	サーブレットフィルタ	サーブレットフィルタ（API）	イベントリスナ	イベントリスナ（API）	JSPファイル	タグハンドラ		タグライブラリイベントリスナ
	サーブレット	サーブレット（API）	サーブレットフィルタ	サーブレットフィルタ（API）	イベントリスナ	イベントリスナ（API）	JSPファイル	クラシックタグハンドラ	シンプルタグハンドラ	タグライブラリイベントリスナ
@PostConstruct	−	−	○	−	○	−	−	○	○	×
@PreDestroy	−	−	○	−	○	−	−	○	○	×
@Resource	−	−	○	−	○	−	−	○	○	×
@Resources	−	−	○	−	○	−	−	○	○	×

（凡例）

○：対応する。

×：アプリケーションサーバでは対応しない。

−：標準仕様で対応していない。

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(5)　ライブラリJARのその他のクラス

ライブラリJARのその他のクラスに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒5　ライブラリJARのその他のクラスに記述できるアノテーション（javax.annotationパッケージ）
アノテーション名	Enterprise Bean					インターセプタ（CDI対象）	例外クラス	その他のクラス
アノテーション名	インタフェース	Session Bean	Entity Bean	Message-driven Bean	インターセプタ	インターセプタ（CDI対象）	例外クラス	その他のクラス
@ManagedBean	−	−	−	−	−	−	−	○
@PostConstruct	−	−	−	−	○	○	−	○^※2
@PreDestroy	−	−	−	−	○	○	−	○^※2
@Priority	−	−	−	−	○	○	−	○
@Resource	−	−	−	−	○^※1	○^※1	−	○^※2
@Resources	−	−	−	−	○^※1	×	−	×

（凡例）

○：対応する。

×：アプリケーションサーバでは対応しない。

−：標準仕様で対応していない。

注※1

注※2

該当するコンポーネントがCDIの機能を含むコンポーネントの場合だけ使用できます。

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2.1.1 javax.annotationパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲

(1) WARファイル（Servlet 4.0/Servlet 3.1/Servlet 3.0対応）

(2) WARファイル（Servlet 2.5対応）

(3) EJB-JARファイル（EJB3.1/3.0対応）

(4) ライブラリJARのServlet/JSP仕様のクラス

(5) ライブラリJARのその他のクラス

2.1.1　javax.annotationパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲

(1)　WARファイル（Servlet 4.0/Servlet 3.1/Servlet 3.0対応）

(2)　WARファイル（Servlet 2.5対応）

(3)　EJB-JARファイル（EJB3.1/3.0対応）

(4)　ライブラリJARのServlet/JSP仕様のクラス

(5)　ライブラリJARのその他のクラス