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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド


9.6.2 デバッグの実行

バッチアプリケーションのデバッグは,Eclipseで実行します。ここでは「9.6.1 デバッグ環境の設定」でバッチアプリケーションのManagement Serverリモート管理機能への接続を設定していることを前提としています。なお,バッチアプリケーションの実行については,「9.7.1 バッチアプリケーションの実行」を参照してください。

バッチアプリケーションをデバッグするには,次に示す方法があります。

それぞれの手順を示します。

〈この項の構成〉

(1) ショートカットからデバッグする方法

  1. [プロジェクト・エクスプローラー]ビューでデバッグするプロジェクトのJavaソースファイルを開いて,ブレークポイントを設定します。

  2. [プロジェクト・エクスプローラー]ビューで,デバッグするプロジェクトを選択するか,またはJavaファイルをエディタで開きます。

  3. Eclipseのメニューから[実行]−[デバッグ]−[Cosminexus バッチ・アプリケーション]を選択します。

    デバッグが開始されます。バッチサーバが起動されていない場合は,バッチサーバが起動します。

    Management Serverの管理ユーザの設定で管理ユーザの認証を[認証あり]に設定している場合でManagement Serverリモート管理機能に未接続のときは,[ログイン - リモート管理]ダイアログが表示されるので,管理ユーザIDとパスワードを入力して,[OK]ボタンをクリックします。

    ブレークポイントに達すると,処理が中断され,[デバッグ]パースペクティブを開くかどうかのメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると,[デバッグ]パースペクティブが表示されます。

    なお,ブレークポイントで中断された処理を再開したい場合は,Eclipseのメニューから[実行]−[再開]を選択してください。

(2) [デバッグ構成]ダイアログを表示してデバッグする方法

  1. [プロジェクト・エクスプローラー]ビューでデバッグするプロジェクトのJavaソースファイルを開いて,ブレークポイントを設定します。

  2. Eclipseのメニューから[実行]−[デバッグの構成]を選択します。

    [デバッグ構成]ダイアログが表示されます。

  3. 作成した起動構成を選択して,[デバッグ]ボタンをクリックします。

    デバッグが開始されます。バッチサーバが起動されていない場合は,バッチサーバが起動します。

    Management Serverの管理ユーザの設定で管理ユーザの認証を[認証あり]に設定している場合でManagement Serverリモート管理機能に未接続のときは,[ログイン - リモート管理]ダイアログが表示されるので,管理ユーザIDとパスワードを入力して,[OK]ボタンをクリックします。

    ブレークポイントに達すると,処理が中断され,[デバッグ]パースペクティブを開くかどうかのメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると,[デバッグ]パースペクティブが表示されます。

    なお,ブレークポイントで中断された処理を再開したい場合は,Eclipseのメニューから[実行]−[再開]を選択してください。

(3) デバッグ時の注意事項