Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド


9.2 バッチサーバの環境構築

バッチアプリケーションを実行する前にバッチサーバを構築します。バッチサーバの構築には,運用管理ポータルまたはSmart Composer機能を使用します。

バッチサーバは,実行するバッチアプリケーションがあるマシンに構築してください。また,バッチサーバは複数のバッチアプリケーションを同時に実行またはデバッグできません。複数のバッチアプリケーションを同時に実行またはデバッグしたい場合は,それぞれのバッチアプリケーションに対して一つのバッチサーバを用意してください。

また,あらかじめManagement Serverおよび運用管理エージェントを起動しておいてください。

運用管理ポータルでのバッチサーバの構築については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「5. バッチアプリケーションを実行するシステムの構築と削除」を参照してください。Smart Composer機能でのバッチサーバの構築については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.6 バッチアプリケーションを実行するシステムの構築」を参照してください。

注意事項

バッチアプリケーション開発プラグインで操作するバッチサーバを運用管理ポータルで構築する場合,運用管理ポータルの[J2EEサーバの基本設定]画面の[基本設定]タブで,[起動オプションの設定]−[セキュリティマネージャの使用]を[する]に設定してください。

[セキュリティマネージャの使用]を[しない]に設定すると,バッチアプリケーション開発プラグインでセキュリティマネージャを使用してバッチサーバを起動できません。