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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド


3.2 HiRDB SQL Executerのインストール

組み込みデータベースの操作には,HiRDB SQL Executerを使用します。HiRDB SQL Executerは,手動でインストールする必要があります。インストールに必要な準備とインストール方法について説明します。

インストールの準備
  • 異なるバージョンおよびリビジョンのHiRDB SQL Executerがインストールされている場合,新規にHiRDB SQL Executerをインストールできません。インストール済みのHiRDB SQL Executerをアンインストールしてから,新規にHiRDB SQL Executerをインストールしてください。

  • HiRDB SQL Executerをインストールすると,GUI版 HiRDB SQL Executerおよび簡易GUI版 HiRDB SQL Executerがインストールされます。GUI版HiRDB SQL Executerを使用するためには,あらかじめ「Microsoft .NET Framework」の2.0以上および「Microsoft .NET Framework 日本語 Language Pack」の2.0以上をインストールしておく必要があります。

インストール方法
  1. DeveloperのインストールCD-ROMを,CD-ROMドライブにセットします。[日立総合インストーラ]ダイアログに,「選択されたソフトウェアをインストールします。」と表示されます。[日立総合インストーラ]ダイアログが表示されない場合,エクスプローラを使用して,CD-ROMディレクトリの「HCD_INST.EXE」をダブルクリックしてください。

  2. HiRDB SQL Executer Version 9を選択した状態で,[インストール実行]ボタンをクリックします。[インストール処理開始の確認]−[日立総合インストーラ]ダイアログに,「インストールを開始します。よろしいですか?」と表示されますので,[OK]ボタンをクリックします。

  3. HiRDB SQL Executer Version 9のインストーラが起動しますので,インストーラのガイドに従ってインストールします。

  4. インストール後,システム環境変数PATHに次のディレクトリを追加してください。

    <Developerのインストールディレクトリ>\DB\CLIENT\UTL

システム環境変数PATHは,Windowsの[コントロールパネル]の中の[システム]−[システムの詳細設定]を選択し,[詳細設定]タブの中の[環境変数]ボタンをクリックして設定します。

システム環境変数PATHに設定済みの定義内容がある場合は,セミコロン(;)で区切って設定してください。システム環境変数PATHが正しく設定されていない場合は,HiRDB SQL Executerの起動時にエラーが発生します。