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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


-XX:[+|-]UseCompressedOops(圧縮オブジェクトポインター機能で使用するJavaオプション)

〈このページの構成〉

形式

-XX:+UseCompressedOops

圧縮オブジェクトポインター機能を有効にします。

-XX:-UseCompressedOops

圧縮オブジェクトポインター機能を無効にします。

説明

圧縮オブジェクトポインター機能の有効,無効を指定します。圧縮オブジェクトポインター機能は,Javaオブジェクトのサイズを圧縮して管理することで,JavaVM実行時のJavaヒープ領域,およびExplicitヒープ領域の使用サイズを削減します。

なお,Explicitヒープ領域は,明示管理ヒープ機能が有効な場合にだけ該当します。この機能を有効にするには,次の条件を満たしていることが前提となります。

JavaVM起動時,Javaヒープ領域,Metaspace領域,およびExplicitヒープ領域の指定サイズの合計値が,32ギガバイト以上の場合は,JavaVMは次のメッセージを標準出力に出力し,圧縮オブジェクトポインター機能を無効とします。

Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: Max heap size too large for Compressed Oops

デフォルト値
  • -XX:-UseCompressedOops