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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


9.1 仮想化システムで使用するファイルの一覧

仮想化システムで使用するファイルの一覧を次の表に示します。

表9‒1 仮想化システムで使用するファイルの一覧

ファイル名

分類

概要

参照先

<LB接続情報の識別名>.properties

仮想サーバマネージャ側の負荷分散機接続設定プロパティファイル

仮想サーバマネージャに,負荷分散機へのアクセスに必要な接続情報を設定します。

9.2.1

rasetup.cfg

rasetupコマンド用設定ファイル

rasetupコマンドの実行に関する設定をします。

9.2.2

sinaviagent.cfg

サーバ通信エージェント用オプション定義ファイル

サーバ通信エージェント,およびサーバ通信エージェントによって起動されるコマンドやプロセスのログファイルの情報を設定します。

9.2.3

sinaviagent.properties

サーバ通信エージェント用プロパティファイル

サーバ通信エージェントへの接続情報を設定します。

9.2.4

tier.properties

ティア別プロパティファイル

使用する負荷分散機の接続情報の種類や,VirtualServerの情報など,管理ユニットに関する情報をティアごとに設定します。

9.2.5

tierlb.properties

ティア側の負荷分散機接続設定プロパティファイル

ティアに,負荷分散機へのアクセスに必要な接続情報を設定します。

9.2.6

version.properties

インタフェースバージョン定義ファイル

定義ディレクトリに登録するファイル群のフォーマットのバージョンを管理するための情報を設定します。

9.2.7

vmi.properties

仮想サーバマネージャプロパティファイル

仮想サーバマネージャの処理データ格納ディレクトリや,サーバ通信エージェントのタイムアウトなどを設定します。

9.2.8

vmiclient.properties

仮想サーバマネージャのクライアント共通設定プロパティファイル

仮想化システムで使用するコマンドの,共通引数のデフォルト値を設定します。

すべてのクライアントに,共通のデフォルト値を設定したい場合に使用します。

9.2.9

.vmirc

仮想サーバマネージャのクライアント設定プロパティファイル

仮想化システムで使用するコマンドの,共通引数のデフォルト値を設定します。

クライアントごとに,異なるデフォルト値を設定したい場合に使用します。

9.2.10

vmsetup.properties

管理者設定用プロパティファイル

Component Container管理者のユーザとグループ,およびManagement Server管理者のユーザとグループを設定します。

9.2.11

<任意の名称>

仮想サーバグループ情報ファイル

管理ユニットに仮想サーバを登録するための情報(ティア,仮想サーバグループおよび仮想サーバの情報)を設定します。

9.2.12