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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


8.2.15 mngsvrutil.properties(mngsvrutilコマンドのサーバ側定義ファイル)

〈この項の構成〉

(1) 形式

J2SEのプロパティファイル形式です。

(2) ファイルの格納先

(3) 機能

mngsvrutilコマンドの実行環境を設定します。

(4) 反映のタイミング

Management Server起動中に設定ファイルを更新した場合,Management Serverの再起動後に更新情報が反映されます。

(5) 指定できるキー

サーバ側定義ファイルで指定できるキーとその内容および指定を省略した場合のデフォルト値を次に示します。

キー名称

内容

デフォルト値

mngsvrutil.auth.failed_wait

管理ユーザの認証に失敗した場合に待機する秒数を指定します(指定できる値:0〜2147483647)。

(設定例)

mngsvrutil.auth.failed_wait=10

5

mngsvrutil.auth.log_challenged

HTTPによるアクセスがあったことをログに出力するかどうかを指定します。※1

trueを指定した場合:

出力します。

falseを指定した場合:

出力しません。

(設定例)

mngsvrutil.auth.log_challenged=false

true

mngsvrutil.auth.log_denied

HTTPによるアクセスを拒否したことをログに出力するかどうかを指定します。※1

trueを指定した場合:

出力します。

falseを指定した場合:

出力しません。

(設定例)

mngsvrutil.auth.log_denied=false

true

mngsvrutil.auth.log_failed

管理ユーザの認証に失敗したことをログに出力するかどうかを指定します。※1

trueを指定した場合:

出力します。

falseを指定した場合:

出力しません。

(設定例)

mngsvrutil.auth.log_failed=false

true

mngsvrutil.auth.log_succeeded

管理ユーザの認証に成功したことをログに出力するかどうかを指定します。※1

trueを指定した場合:

出力します。

falseを指定した場合:

出力しません。

(設定例)

mngsvrutil.auth.log_succeeded=false

true

mngsvrutil.compat.monitoring_tree

アプリケーション管理方法がV8モードの場合に,JP1/IMの監視ツリーの自動生成で取得する内容にアプリケーション情報を含めるかどうかを指定します。※1

trueを指定した場合:

J2EEアプリケーション情報,およびJ2EEサーバとJ2EEアプリケーションとの関連情報を出力します。

falseを指定した場合:

J2EEアプリケーション情報,およびJ2EEサーバとJ2EEアプリケーションとの関連情報を出力しません。

(設定例)

mngsvrutil.compat.monitoring_tree=true

false

mngsvrutil.session.max_inactive_interval

サーバがクライアントにセッションを生成して,クライアントから最後にリクエストを受けてからセッションを無効化するまでの最大の秒数を指定します(指定できる値:-2147483648〜2147483647)※2

(設定例)

mngsvrutil.session.max_inactive_interval=10

5

注1

各キーが存在しない,または誤っている場合はデフォルト値を仮定します。

注2

Management Server起動中に設定ファイルを更新した場合,Management Serverの再起動後に更新情報が反映されます。

注※1

設定値(true,false)は,大文字,小文字の区別はしません。

注※2

負の値を指定した場合,セッションを無効化しません。